耳は良くならない説に挑む。
私は中度の難聴です。
低音が特に悪く、両耳とも65デシベル程度。
(数字が大きいほど聞こえない)
米国では40デシベルで補聴器を勧められるそう。
私もそろそろ補聴器デビューしようかと、
先日、久々に耳鼻科を受診しました。
最近特に聞こえなくなってきた気がしてるので、
障害者手帳の申請も視野に入れて。
しかし、聴力検査を受けたところ、
なんとも奇妙な結果となりました。
最後に検査した一年半前と比べて、
聴力が改善してるではありませんか!
◽️右耳 50デシベル ➡️ 15デシベル改善!
◽️左耳 40デシベル ➡️ 25デシベル改善!
こんなこと初めてです。
良くなった実感は全くなかったし、
むしろ徐々に悪化している感覚でした。
驚きを隠せずにいると、お医者様は言いました。
「聴力が改善することは、まずありません。」
でも…事実改善してません?してますよね?
(若干、ひろゆき風だったと思います)
誤差の範囲だと考えられます。
いや、誤差にしては大き過ぎません?
聴力ってこんなにブレるものなんですか?
常識的に考えて、やっぱりちょっとだけ
希望が持てる結果じゃないですか?
この先、良くなることはまずありません。
今は正常な高音の聞こえも落ちてきますよ。
聴力は悪くなっても、良くなることはないです。
なんでしょう、この潰しにくる感じ。
ひろゆき返し?
患者が少しの希望を持つことさえ許さない感じ。
お医者様の対応に疑問を持ちながら、
補聴器のパンフレットをもらって、
病院を出ました。
本当に良くならないのか?
ひょっとして、良くなることも
あるのかもしれないではないか。
ずっと諦めて放置してきた聴力。
もう少し何か試してみてもいいのかも!
と思い始めました。
早速、耳が良くなる情報を調べてみると、
出てくる出てくる、たくさんの方法があります。
エビデンスの疑わしいのも混在していますが、
耳鼻科の先生が書かれた本の中には、
論理的で納得できる説明も。
お金や労力をかけずに
今すぐできるものだけをピックアップ!
✔️ 注意深く耳を澄ます
✔️ 音が出ている方向を掴む
✔️ 音の違いを聞き分ける
✔️ 何種類の音が混在しているか考える
✔️ 音の移動を耳で追う
✔️ 耳の付け根を引っ張るマッサージ
これらを組み合わせながら、暇さえあれば実践!
トレーニングを開始して5日ほど経過した頃、
驚くべき嬉しい出来事が起こりました。
夕方、聞き覚えのない音がしたんです。
🎵ピロロ〜 ピロロンポン ピロロ〜ン
「なに今の!何の音!?」
驚く私に、
「お風呂が沸いた音だよ。毎日してるじゃん。」
と7歳の娘。
え…ママは初めて聞いた。
というか初めて気付いた音の存在に
我ながら驚きました。
トレーニングとの因果関係は定かではありませんが、幸先良いスタートだと解釈してみます。
しばらく耳トレを続けてみようと思います。