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【エッセイ】新しい遠征先を考えている(『佐竹健のYoutube奮闘記(13)』)

 年に何回か遠征で行く場所がある。鎌倉と川越、大宮、高尾山だ。

 鎌倉と川越は春と梅雨時、そして秋に行っている。大宮と高尾山は、秋限定で行っている感じだ。

 遠征先では、愛用のNikonのカメラで、写真や動画を撮っている。写真はいろいろなところで投稿している。動画は原稿を読んだ音声を録音し、編集してYoutubeに上げている。こういうことができるから、遠征企画はおもしろい。

 このように、定期的にやっている遠征企画。だが、最近その遠征企画に限界が見えはじめてきた。

 勘のいい人はすでに気づいているかもしれないが、行く場所が固定化されているのだ。だから、遠征をすると、いつも同じ場所に行くという事態が発生する。

「さすがにこれでは飽きられるよな」

 最近そう思うようになってきた。ある程度パターン化されているものというのは、わかりやすいので、刺さりやすい。けれども、刺激を求めている人にとっては、いつも同じパターンだと、

「はいはい、またこのパターンね」

 と飽きられてしまう。だから、どこかで違うことをして、あっ、と驚かせないといけない。

 遠征の場合は、鎌倉や川越、高尾山、大宮以外の場所について考えてみた。

 候補は、

・流山(千葉県)
・日野(東京)
・横浜(神奈川)
・高崎(群馬)
・足利(栃木)
・宇都宮(栃木)
・古河(茨城)
・千葉(千葉)
・小田原(神奈川)
・館山(千葉)

 といった感じだろうか。

 流山と日野は新選組関連、横浜や千葉は近すぎず遠すぎない距離だからといったところだろうか。高崎、足利、宇都宮、古河、小田原、館山に関しては、そこそこ遠いが興味があるところがいくつかあるので楽しめそうという理由で入れた。

 また、Twitterで聞いてみたところ、水戸(茨城)や甲府(山梨)、秩父(埼玉)、そして新潟なんかもどうかという意見が出た。

 甲府と水戸は、距離は遠いが、とても興味がある。特に甲府は、武田信玄の躑躅ヶ﨑館跡があるので、一度行ってみたいと思っていた。秩父は狼の神を祀った三峯神社という場所に興味があったので、機会があったら行こうかなとは思っている。

 新潟に関しては、昔何回か行ったことがある。特に弥彦神社はいい。山ということもあってか、参道の澄んだ空気が心地いいからだ。久しぶりに新幹線に乗って行ってみるのも悪くないかもしれない。

 新たなる遠征の地は、まだ決まっていない。だが、私やフォロワーさんが挙げた場所の中から、鎌倉・川越遠征のように定期的に行く場所が出てくる可能性は、大いにある。

 定期的に時間をかけて行く場所が増えたのなら、動画のマンネリ化も解消されるし、楽しみも増える。

 とりあえず、しばらくの間はGoogle Mapとにらめっこをすることになりそうだ。自宅からの距離やかかる交通費を調べるために。


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佐竹健
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