転職活動で沈みがちな心をリセットする「ヘルシー習慣術」のすすめ
人生の分かれ道に立つと、いつも決まって頭に浮かんでくる言葉があります。
『どうせ私なんて』
思い描いた夢や理想も、すぐにかき消してしまう呪いの言葉です。
本記事では、沈んでしまう心をリセットしながら転職活動をしている私の、「ヘルシー習慣術」を3つご紹介します。
「落ち込んだり、自信を失ってはいけない」ということではありません。むしろ、人間らしいとすら思います。
心が沈んだとき、どのようにしてニュートラルな自分を取り戻すか。そのリセット法さえ身につけていれば、いくら失敗して落ち込んだっていいのです。
はじめに
『手に入れたいと思っていたものを諦めていくこと。それが大人になるってことなんだ』
アラサーになり、未経験転職の壁も感じ始めていた矢先。世の中は未知のウイルスと対峙し、共存することを求められるようになりました。
行動制限がかかり、経済状況も悪化の一途を辿っていく。
いつしか今ある生活を維持することだけを考え、自分自身に嘘をつき続けていたある日。
『自分に合わない生活を送っていくなんて無理』
突如として腑に落ちました。
ヘルシーに生活するために欠かせない習慣術
気づいてしまったからには、道を引き返すことはできません。あっという間に退職の手続きを済ませてしまいました。
遠回りしながら、さらに気づきを得たことがあります。
『今の自分が思いつかないようなことをしよう!私を幸せにできるのは私しかいない』
わくわくするような未来を用意するために、今までしてこなかったことにも挑戦するようにしています。
とはいえ、マインドが変わったからといって人生がイージーモードに切り替わるわけではありません。
職務経歴書のブラッシュアップ、面接で好印象を残すためのテクニック。やった方がいいことは山ほどあります。
体力が底をついてネガティブ思考になることもしばしば。企業分析していて、思ったような結果にならないことも日常茶飯事。
それでも、明日の自分より今日の自分の方が若い!今から行動したい!
そのためにも、沈みこんだ心を上手にリセットしていくパターンを決めていれば、失敗だって怖くはないのです。
好きな音楽を聴こう!遠くを見ながらテンポよく一歩を踏み出す重要性
くよくよと起こってもいないことを心配してしまうことはありませんか?
心が沈み始めた、まさにそのときに試してみてほしい習慣術「音楽を聴きながらお散歩をすること」です。
考えても考えても、仕方がないことは分かっているのに!
いっそのこと、その不安を大好きなミュージックと置き換えてみましょう。
いつの間にか歌詞を覚えてしまって、上手に歌えるかもしれないと口ずさんでしまうまで。
この習慣は学生のころから続けています。
当時の私も『このままでいいのだろうか』と漠然とした不安に駆られることが多々ありました。
J-Rockバンドが好きで、8ビートの曲をよく聴いていました。8ビートとは8分音符をベースとしたリズムのことです。
そのテンポの曲を聴いていると、自然と足早になっていきます。
内省的な歌詞の内容と鬱々とした自分自身を重ね合わせて、まるで自分が物語の主人公になったような没入感が得られます。
歩き始める頃合いは、夜明け前から昇っていく太陽を見ることができる時間がおすすめです。
下がり気味なテンションも、無理をせずに上げていくことができます。とくに暑さが厳しい季節だと、お散歩に快適な時間帯なので、なおさら良く感じます。
すぐには逢えないあの人の想いを汲みとろう!自分の味方を見つけるための発想転換
次は、1人では立ち直れないときに効く習慣術です。
ざっくりと言うと、励ましてくれる味方を作っておくこと!
そんな人がいたら、そもそも落ち込まない?たしかにそうですね。
ただ、人類の歴史は長いのです。同じ時代を生きている人たちだけが味方になりうるわけではないのです。
その証拠に、周囲の人たちが障壁になってしまうこともあります。
離職して1ヶ月ほど経ってから、前職場から「戻ってきてくれないか」とお声をかけていただきました。
うれしいことですが、「今から転職活動をするなんて無謀でしょ?現実を見なよ」と遠回しに言われているような気もしました。
同じ職場で同じ業務をこなしていた方たちですから、似たような水準の生活を送っていたりもします。
だからこそ、『ここから抜け出そう』と強く心に誓いました。
すぐ近くに味方がいないのならば、タイムトラベルすればいい。小説を読めば、いつでも好きな時代に生きることができます。
後世に名を残す文豪であっても、当時は鳴かず飛ばず。もちろん収入も安定しなくて、生活苦。
そんな人たちが自分を題材にしながらも、フィクションとして物語を紡いで、令和の時代を生きている私たちにメッセージを残してくれています。
むしろ『誰にも読まれないだろう』と思いながら書いていたかもしれません。
『何者にもなれないかもしれない』
そんな悩みを抱える私と、著名な作家が書いた小説の中で生きる主人公が、明らかにシンクロする瞬間があります。
それはまさにカタルシス。遠い昔に、私の心の代弁者が暮らしていたのです。
そう思うと、悩みがちっぽけに感じることもあります。
私が主人公にならなくてどうする!?熱狂して生きようというお約束
すでに「主人公になったような気持ちになる」「主人公とシンクロする瞬間がある」というヘルシー習慣術をお伝えしました。
え?そもそも私って、私の人生の主人公なんじゃないの?!
そのとおりです!!
悲しいことに、私はつい最近までそのことに気づけていませんでした。
気づいたきっかけは、転職に必要なスキルを身につけようと思って入ったキャリアスクールの考え方を知ったときです。
オンラインで受講を完結することも可能である『SHElikes』。1つのコースだけでなく、さまざまなコースを同時に学ぶこともできるのが利点だと思って入会しました。
しかし、一緒に夢を叶えていくためのお約束ごとを聞き、私はすっかり『SHElikes』のファンになってしまったのです!
そもそも『この呪いの言葉と戦って生きていくために離職したんだった!』と思い出しました。
運営しているSHE株式会社が掲げるVISIONも、私の心に刺さりまくっています。
『SHElikes』の素敵なところは、とどまることを知りません。
オンラインで完結しながらも、受講生(シーメイト)同士でつながりを持つことができるコミュニティが盛んなのです。
「一緒に受講を進められる仲間がほしいな〜」
独り言だったはずなのに、「一緒にやりましょう!」と声をかけてくれる。今までスルーされていた小さな夢のかけらを拾ってくれる。こんなコミュニティに属したことがなかったので、発信してみると実現していく世界に驚きっぱなしです。
自分自身の価値を再認識することができるコミュニティに身を置いていると、未経験転職も夢じゃないような気がしてきます!
さいごに
転職活動で沈みがちな心をリセットするための「ヘルシー習慣術」を3つおすすめしました。
「好きな音楽を聴きながらお散歩する」
「小説を読んで主人公にシンクロする」
「自分自身の価値を再認識する」
夢が現実になる、その日まで諦めません。
一緒に夢を叶えましょう!