絵本「ほんとうの“わたし”はどれだ?」
この絵本は、ある女の子が学校で友だちとの関係に悩んでいたことがきっかけで生まれました。その子は、仲が良いと思っていた友だちに陰で悪口を言われていることを知り、ショックを受けていました。
小・中学生の頃には、このように友だち関係での悩みがたくさん出て来ます。
もしかしたら、大人になった今でも同じような悩みを抱えている人が多いかもしれません。
私たちは、どうしても“人の評価”が気になってしまい、“本当に言いたいこと”を我慢して相手に合わせたり、同意を求められて本心とは違うことを言ってしまったり・・ということもあるのではないでしょうか。
「自分に正直に生きる」・・このことが難しく感じてしまうことがあると思います。
今の時代は、情報が溢れ、自分の考えは何なのか、自分が本当に感じていることは何なのか・・が見えにくくなっています。
だからこそ、「わたしはどうありたいのか?」と、この絵本のはなちゃんのように自分で “今の自分を宣言する” と、すっきり前へ進めるようになるのです。
この「あり方」こそが大切な時代。
“わたし”は、どんな人でありたいですか?