お前の代わりはいくらでもいる(実話)
過去、実際に面と向かって言われた言葉です。
一応、管理職でしたし、一部門を統括していた時でした。
ニュース記事は、アパレルのUNIQLOが初任給の引き上げをして、30万円台が続々という人材獲得競争の内容でした。
優秀な人材を獲得し、キープしていくにはその満足を引き出す必要があります。
安い初任給、上がらない(もしくは微々たる上昇)給料では、優秀な人材は流出します。
これ、大企業ほどマヒしている感覚なのでは無いだろうか。
人が1人辞めたところで、代わりはヒョイっと見つかる。頭数が多いから、その中に優秀な人材が数名はいる可能性は高い。
しかし、その感覚で進んでいくと、徐々に優秀な人材は流出し続けて、気がついた時には枯渇している、なんてことに・・・。
この問題、さらには中小零細では死活問題と思います。
大企業10万人のうちの1%が優秀人材だとしたら、1000人いるわけですけど、10人しかいない企業の場合は0.1人って事になり、代わりは実はいなかった・・なんて事になりかねない。
優秀人材に限らず、共に働いてくれる人材たちを大事にできる組織にしたい。
人材の材の字を財にして人財。
そんな事を言う企業が本当に人財を大切にしていかなければ生き残れない時代になりました。