二匹のさかな
こんばんは。
相変わらず、寝苦しく眠れない夜が続いていますが、どんな夜を過ごしてますか?
身体が疲れていても眠れなくて、頭も休まらない。
睡眠不足の人は、私と同じです。
何があったと聞かれると、何にもです。
とある予測通りの出来事が起こりました。
それはもう、何日も前から。むしろ初めから。
ほぼこうなるだろうという感覚があり、予想的中。
少し痛みを伴うことで、ジャッジしなくてはいけないこと。
まだ傷は浅いもので、苦しむのも悩むのも今の期間だけとわかっています。
ある人との衝突がありました。
人と向き合うことは、歳を重ねても怖くて勇気がいります。
傷付くかもしれないし、傷付けてしまうかもしれないけど、答えのない考える時間が勿体ないといいますか。一旦距離は保ちますが、言いにくい事をそのままにして無視して停止してしまうのは嫌だと感じてしまう。
ある程度、フラットに過ごしていたい。
私は答えを求めて、真っ向から向き合ったところ、相手は過去に全く同じ出来事があったと言われました。
貴方の発言が全く同じなんだと。
自分のせい、自分の問題。
先のことなんてわからない。
ずっと独りで生きてきたから、これからもこんな生き方しか出来ないのだと。
そしてこんな生き方を悪いとは思っていない。
自然に出逢い直したいと。
水槽にいた魚が二匹。
大きな海へ飛び出していったとして、それでまた偶然出逢えたら奇跡じゃないか?
途中でエサをぶら下げた、誰かに釣られてしまうかもしれない。
鯨やシャチに食べられてしまうかもしれない。
美味しく食べられて終わってしまうかもしれないし、他の魚と出会って家族になるかもしれない。
もう一匹の魚を探し出す情報もない。
また逢える保証も何もない。
そんな中でもし、二匹がまた出逢ったら。
寂しい。
何度か同じことがあるということは、自身に問題がある。
そんな事を言っていても、仕事で頭が100%になるとそのことしか考えられないから嫌になる。
だから人と関わることに向いていない。
伝わってる?
もうしんどい。
線をはみ出さずに通常運転をしているだけなのに、なぜ突っ込んできて交通事故を起こすのか。
距離感を保つことはいけないのか。
冷静になった方がいい。
お互いに不器用なんだと思う、と。
不安定に弱々しい口調で、言葉を詰まらせながら話す君。
家に帰る途中、くたくたになって外で座りながらの会話。
なぜ、そんな事を言うんだろうか。
傷つけないための優しさなのか。
最後の電話になるかもしれない。
私も寂しいし、心苦しい。
心臓が徐々に凍り固まるような感覚に陥っています。
蜂蜜が冬に冷えて固まって、ボロボロになってしまうかのような。
壊れたものはもう元には戻らないという君の言葉を聞いていて、覚悟の上で衝突事故を起こしたのだから。
関係が壊れる予測予報はしていたんです。
忙しさと優しさを盾に、仕事の剣を振りかざす君。
盾も剣も持ち合わせず、泥臭くぶつかっていく私。
グレーな曖昧さを求め、醍醐味だと楽しむ君。
白黒はっきり安定させたい私。
私たちは混ざり合うことが難しい。
そう。
グレーな関係。
グレーだ。
グレイ。
GLAY。
Winter,Again。
BGMが聞こえてきそうです。
現実は都合が良い関係ってことです。
電話が終わるとき惜しむように、無言で数秒どちらも切らなかった二人。
おやすみと言って、相手の言葉を繰り返すだけ。
本当ロマンチスト。
心の中に重く大きな壁が出来ては扉が閉まる。
何を言ったところで、一週間後には目の前のことに追われて忘れているよ。
人はそんなもんだ。
不思議なんですが、辛い出来事があった時には必ずと言って良いほど、何かを察したかのように連絡をくれる人たちがいます。
友人であったり、家族であったり同僚も。
こちらの事情なんて誰も知らないものですから、遊ぼうだとか話を聞いてくれと連絡をくださいます。
突然、昔散々飲み明かした仲間と懐かしの再会があったり、偶然以前働いていたお店に立ち寄ったとき大切なお客様に見つけて頂いて、頑張れとプレゼントを頂いたり。
ずっとずっと私に会って話がしたかった、いざ会ったら緊張して全然話が出来なかったんです。と後輩からまるで恋する乙女のラブレターのような言葉も頂いたり。
君のことは忘れろと言わんばかりに、周囲から忙しい渦に包み込んでもらって、暖かい優しさが重なる。
そしていつも吸い込まれてしまう。
本当に周りの方々には、いつも助けられています。
人や自身のことが疲れて嫌いになりそうな瞬間に、大好きが降ってくる。
毎回、いつもだ。情けない。
君が言ってた、あなたは周りに恵まれているね。
本当にそう思います。
どうしたものでしょうか。
魚は泳いでいったのだから。
どうか幸せに。
いつか安心できますように。
一日お疲れ様でした。