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【思考】執着をほどいて、心を軽くする。



なんだか心が重たい。
頭の中がざわざわして、落ち着かない。

「手放したい」という願望を抱く瞬間は
多くの場合、苦しさや違和感から生まれるもの。

なにかを手放すことで
心が軽くなると直感的にわかってはいても
実際には手放せず、
かえってそれに縛られることもある。


なぜだろうか。
その理由は、簡単。


「手放したい」と思いながらも
自分が何を持っているのか、
実はちゃんとわかっていないから。


自分の「荷物」に気づくこと


頭の中でぐるぐる回る心配事や、
いつの間にか自分を縛りつけている価値観。


気づかないうちに、
自分たちは多くの「荷物」を背負っている。


それは人から与えられたものだったり、
自分で積み上げたものだったり。

だけど、その荷物は本当に必要なものなのか。
あるいはただ「持っていなければならない」と
思い込んでいるだけなのではないのか。


執着の裏側にあるもの


「手放せない」という感情の裏には、恐れがある。

たとえば、
「これを手放したら、どう思われるだろう」
「自分が価値のない人間になるのではないか」
という不安。

だからこそ、その荷物を
手放さないままにしてしまう。


でも、本当に必要なものなのだろうか。


その荷物をずっと持ち続けることで
むしろ自分らしさを
失っているのではないだろうか。


少しずつ、軽くなる



手放すことは、
大きな決断や覚悟が必要なことではない。

まずは自分が握りしめているものを
そっと見つめてみるところから始めればいい。


そして、小さなものから試してみる。


「これはもういらないかな」
と思えるものを少しだけ手放してみる。

それだけで少しずつ
心が軽くなることに気づくはず。


空っぽになる怖さと喜び



手放したあとに訪れるのは
「空っぽ」な感覚かもしれない。

そして最初はその空っぽさが
不安になるかもしれない。


だけどその空間こそ、
新しいものが入ってくるための余白になる。


そこに何が入ってくるかは、
今の自分にはわからない。
でもきっとその余白があるからこそ、
未来が楽しみになる。


手放すという贈り物



手放すことは、失うことではない。

それは自分に贈る「余白」という贈り物。
心が軽くなればなるほど、
本当に大切にしたいものが見えてくる。

そしてその大切なものを抱きしめるための
スペースが自然と生まれてくる。


だから、まずは自分に問いかけてみる。


「自分は今、何を握りしめているのだろう?」
その問いが、手放しの第一歩。

そしてその先にはきっと、
自由と安心が待っているはず。



そんな感じ。

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