新米マーケターの「UXDってナンだ!?」#1
こんにちは。新米マーケターの大野です。
冬の風が冷たい日にお昼ごはんを買いに行ったときのことです。
とあるお店のテイクアウト窓口を利用したのですが、店員さんが「店内へどうぞ」と声をかけてくださり、温かいお茶までごちそうになりました。
私は「あぁ、こういう体験がファンをつくっていくんだなぁ」と、嬉しい気持ちをツイートしました。
私が初めてユーザーエクスペリエンス(UX)という言葉を知ったのはネットイヤーグループに入社した10年前です。まったく違う業界にいた私は、UXどころか、アサイン、ジョイン、リスケ、ローンチなど、日々飛び交う横文字にずいぶん戸惑ったものでした(汗)。
最近は「UX」もよく耳にするようになり、つい最近読んだ漫画にもユーザーエクスペリエンスという言葉が出てきて(!)驚いたものです。
そんな私も、今では良くない体験をすると「これってUX的にどうなの?」と思ったり、社内手続きが分かりにくいときは「UXとして、もっとこう改善できるのになあ」と、自分のことを棚に上げ、意見したりします。
ですが、いざ「UXとは?」「UXデザインってなに?」と聞かれると、曖昧な答えしかでてこないんですよね。。つまりそれは体系的かつ論理的に理解していないのだと思います。
日ごろからUXは目的ではなく手段だと理解してますが、UXデザインを学ぶことは、モノゴトの本質的な課題を見つけるための考え方や方法を身につけることだと思っています。
ネットイヤーグループでは・・
UX人材育成の取り組み
創業から21年、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)をもとにクライアントのビジネスを支援しています。従来、UXデザインは専門家(UXデザイナー)が担当していましたが、2020年からはとくにUX人材育成に力を入れています。
未経験者はもちろん、経験が浅い人がUXの基礎を学べる講座、UXデザインに携わってきた人は、教える立場へステップアップできる講座など、レベルに応じて学ぶ機会があります。
第1回は「UXデザインプロセスの概要 -UXの基礎-」
ネットイヤーグループの事例を題材として、3ヵ月間で実施するグループワークの概要、実際のプロジェクトに活かせるプロセスやポイントを学びました。
カスタマージャーニーマップ(CJM)、ユーザー定義、ユーザビリティテストなど、なんとなく聞いたことはあるけれど、知らないことだらけ!2時間の座学で私の頭は完全にパンクしたのでした。
まとめ(気づき、感想)
最後に心に残ったことを少し。
・良い製品が、必ずしも良い体験とは限らない
・正解を考えるよりも、まずはなにが問題かを突き詰める
・ユーザビリティテストも、5人目以降は新たな発見はほぼ得られない
私はお客さまのプロジェクトに参加しているわけではありませんが、社内からの問合せや依頼にたいして「この人が本当に解決したいことはなにか?」「目的はなんなのか?」など本質を理解して取り組めるよう、今回の学びを活かしていきたいと思います。
第2回は「オンラインでの簡易UXワークショップ」です。
オンラインでのワークショップは初めてなので、どんな講座なのか今から楽しみです!
一日一学。それではまた!