トリックスターであるマウイを見習おうと思った

こんばんは、トモネコです!

Xの方ではポストしていたのですが、
今日は軽く朝活した後、
昼からのスキマバイトのために遠くまで出かけ、
夕方まで働いた後、帰ってきました。

途中、ジムに寄ったこともあり、
結構、遅くなってしまいました。

後、私は一週間に一度、
タスク管理やタイムマネジメントの
ブラッシュアップのために、
振り返りを行うことにしていて、
今日それをやる予定でした。
なので、今回のnoteは軽めの内容にしようと思います。

今回の内容を考えるきっかけとなったのは、Xで下記ポストをしたことです。

これは、アニメ映画・モアナと伝説の海の登場キャラクターのマウイが、
人類が火を扱えるようにしたことを自慢している場面と、
アニメのマウイのモデルとなった神話のマウイのエピソードを合わせて考えたときに思ったことなんです。

神話のマウイはトリックスター?

神話におけるマウイは、
「トリックスター」的な存在であると
言われています。

色々といたずらをして暴れまわるイメージですね。

これは、ポリネシア神話のマウイに対するものです。

一方で、ハワイ神話のマウイは、英雄という扱いのようでした。

実は、上記の私のポストは、
モアナと伝説の海のマウイは、
どちらかといえばハワイ神話のマウイに近いこと、
ハワイ神話のマウイは英雄的な存在であることを
軽視していたことによる勘違いによります。

まずは、そのことを説明します。

マウイが人類に火を与えたのは偶然?

ポリネシア神話のマウイは、
火を爪に隠し持っていた神から、
火を騙し取るといういらずらをします。

火が消えてしまったからくれ、といって、
爪をもらい持ち帰っては、
また戻ってきて、また消えたからもう一度火をもらう、
というのを繰り返します。

こんなことをされたら、
終いには騙された神は
爪が全部無くなってしまいそうなところですが、
爪がもう一つしかなくなった頃に、
いたずらに感づいて激怒します。

その結果、火事が起こり大変なことになるのですが、
そのおかげで、火のもととなるものが
木の中に含まれるようになりました。

このようにして、ポリネシア神話においては、
マウイのいたずらがきっかけとなり、
偶然に人類が火を使えるようになったのです。

ところがハワイ神話の場合は、
少し話が違います。

マウイは火の起こし方を知りたがり、
それを知っている鳥たちから、
強引にその秘密を聞き出します。

そして、人間たちにもその方法を教えたのです。

だから、ハワイ神話に近いモアナと伝説の海のマウイは、
親切で人間に火を与えたのだろう、ということになってきます。

「偶然なのに自慢するマウイ」への感想だった

ハワイ神話のマウイのように、
人類のために親切で意図的に火を与えたのであれば、
モアナと伝説の海で、マウイが
自慢げにそのことを歌っているのは、自然な行為ですね。

一方で、ポリネシア神話のように、
火を人に与える結果となったのは
偶然だったにも関わらず、
さも自分が親切でやってあげたことのように
恩着せがましく自慢げに歌っているのだとすると、
ちょっと面白いですよね。

私の冒頭のXのポストは、
このような解釈に基づいての感想でした。

おそらく、「モアナと伝説の海」のマウイは、
本当に親切心で人間に火を与えたので、
この解釈は間違っていると今では思っているのですが。

しかし、この解釈はこの解釈で学びがあり悪くないと思います。

偶然を楽しみ味方につける精神を見習おう

まぐれて得られたいい結果をあまり自慢するのは、
嫌がられることもありますし、
その後の成長がなくなってしまうリスクもあるので、
やり過ぎは禁物です。

ですが、たとえ偶然の結果であっても、
それが自信につながったり、
前向きな努力を続けるモチベーションになることもあるでしょう。

現代に生きる私たちは、
ともすればセオリーや型、再現性や計画などに
とらわれて肩に力が入りがちです。

今のは予想外のことがあって、
たまたま上手く行っただけで、
自分は本当は全然だめなのではないか、
とか思ってしまうこともありますよね。

でも、たとえ予想通り・予定通りではなかったにしても、
いい結果や成果が出たなら、そこに自信を持ち、
その偶然性を楽しむようにしていけば、
より自由にのびのび力を発揮し成長していけるはずです。

マウイを見習って、少しだけトリックスター的な生き方を取り入れていってみたいですね。

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