よい習慣づくりを学べる脳科学の本を読んだ【そして不調から復活へ】
こんばんは、トモネコです!
このnoteでは、前二回ほど、
体調不良と仕事の不調からスランプに陥ってから
復調した要因について書いてきました。
フィジカル面・メンタル面で弱っていた状態から、
調子を取り戻してきている話を書きましたが、
復活の要因の2つ目として、
脳科学的な習慣/行動の改善方法を学んだ
というものを挙げました。
今回は、このあたりのことを説明したいと思います。
よい習慣づくりにつながる脳科学の本【2選】
今回の件に限らず、私は普段から色々な情報をWebからキャッチしているので、
実際にどういう知識が役に立ったか、というのは、
後からではわからなくなってしまうこともあります。
ただ、間違いなく私の不調を改善してくれたと思っているのが、
次の2冊です。
どちらも、脳科学的な観点から書かれていて習慣を改善するのに役立つ本です。
世界のエリートがやっている最高の休息法
スタンフォードの自分を変える教室
世界のエリートがやっている最高の休息法
一つ目は、マインドフルネスについて、
脳科学的な立場から解説した本です。
疲れがとれないのは体ではなく脳が疲れているから、
という観点から、マインドフルネスによって回復する原理や方法を説明しています。
具体的なやり方の説明があるので、とても実践的なのと、
ストーリーの形で解説が行われている(主に若手研究者と老教授の対話)ので、
読みやすいのが特長です。
スタンフォードの自分を変える教室
二つ目は、「意志力」についての本です。
著者が行っている大学での講義がベースになっているようです。
現代人が、喫煙や健康的でない食事などの悪い習慣をやめられない理由や、
やるべきことを先延ばしにしてしまいがちな理由について、
科学研究を元に説明しています。
どうしたらよい行動習慣をつくれるのか、
具体的な方法も説明されていて、
勉強にもなるし実践的でもあるという特長を持った本です。
不調時に脳科学の本を読むといい理由
私は、調子を崩してしまって苦境に陥ってから、
これらの本を読んだことが復活につながっていきました。
そこで、不調時にこうした脳科学とよい習慣づくりの本を読むのがいい理由について、言語化しておきます。
素直に日常に取り入れられる
感情的でなく冷静に反省できる
前提:よい習慣がよい状況をつくる
まず前提ですが、
私たちの現在の状況というのは、
これまでの日々の行動の結果できたものなので、
それを改善することができれば、
よりよい状況をつくっていけるはずです。
科学的な根拠がある安心感
そのために参考にする情報としては、
脳科学以外にも、心理学とか哲学、自己啓発、スピリチュアルなど、
色々な分野のものが候補としてあります。
今回紹介したような本は、
先端的な科学の研究論文を根拠としているため、
科学的な根拠があり信頼できる情報源です。
もちろん、他の分野が信頼できないというわけではないのですが、
中には怪しいものもあったりして、不安にあることもあります。
それに対して、研究論文をベースにアカデミックな立場から解説をしてくれている本というのは、
エビデンスのある説得力や、論理的で明確な解説のおかげで、
信頼できるので自信を持って実践していきやすいです。
失敗しても自分を責めなくなる
また、「スタンフォードの自分を変える教室」では、
人間が、悪習慣を中々やめられない原因について、
脳科学の視点から、説明がされています。
人間の脳の仕組み上、仕方がないということがわかると、
悪習慣断ちやよい習慣づくりに失敗してしまったとしても、
過度に自分を責める意味がないということもわかってきます。
さらに、そのように自責をし過ぎると、
かえって悪い習慣を繰り返しやすくなってしまうということも解説されています。
そういうことを学ぶと、
習慣づくりのチャレンジに関して振り返りをする際に、
感情面ではなく、論理的・理性的・客観的に判断をするようにした方がいいと思えるようになってきますし、
失敗しても何度でも立ち上がって挑戦していく気になるわけです。