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第21話 親の介護は長男がするべきか
老いてくるとできないことが増えて、その人らしい生活を送る為に誰かのサポートが必要となることがあります。
そのサポートは誰がするのがよいでしょうか?
結論から言ってしまうと、いろいろな選択肢があればよいということなのですが、
長男(または第一子)がするべきという風潮を普遍的に押し付けてしまうのはあまり良くないなと個人的には思います。
『長男なんだから』ということを私もいろいろな人から言われますが、両親からは言われたことは特にありませんね。両親も近くにいてくれるのは助かるけれどもあなたに介護はして欲しくないといったことを言っています。でも世間的な圧力を感じるのは確かですね。誰なんでしょう?世間は?(笑)
世間の圧力はあるけれども、誰に介護や支援をしてもらいたいかは人それぞれが考えればよいことだと思います。近しい人にしてもらいたい人もいれば赤の他人にしてもらう方が気兼ねなくて良いという人もいます。子どもの視点から考えても親の介護や支援は自分がしたいという人もいますし、したくないという人も見てきました。本当に人によって様々で、こんなにも人の考えって違うものかと感心してしまいます。
だからこの際、世間的な圧力は聞き流しておいて、いろいろな選択肢を増やした上でどうすれば幸せな状態でいられるかを考えることが大切です。今両親が元気だけれども将来的にはどうなるか分からない、できるだけ考えたくないという人もいるでしょう。
世間が押し付けてくる親の面倒のアウトソーシングも僕の提供したいサービスです。
何だか後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、親も子もハッピーなら何が悪いのって話ですよね?誰ですか?世間は?今は大正、昭和じゃありません。
働き方も変わって、世の中も変わってきた、
でも置いていかれてしまっている意識や慣習によって苦しめられる必要は無いと思います。
新しい時代に合ったサービスが必要だと思うのです。