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【夜宵★B’z】シリーズ

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B’zにまつわる話。不定期更新。
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記事一覧

【夜宵★日記153】朝ドラとB’z

2024/10/13 今期の朝ドラ『おむすび』はB’zが主題歌を担当することになった。 34年来のB’zのファン、夜宵★。 もちろん毎回欠かさず観ている。 B’zが主題歌を担当すると初めて知った時は、意表を突かれた。 実力・ネームバリュー的には意外ではなかったが、朝ドラという、おじいちゃんおばあちゃんも観るような昔ながらの番組に、というのが想像を超えていたからだ。 いざ始まってみれば、何のことはない。 ぴったりしっくりな楽曲だった。 それがこの曲、『イルミネー

【夜宵★日記102】「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- 味の素スタジアム day1」における夜宵★的本音

2023/8/20 ◆ 座席問題 席はアリーナ席の、前からも横からも中央。 前の席の人は190㎝はあろうかという男性。 それを置いても、人垣の切れ間が全くない。 ステージからの距離の問題ではなく、人垣によってB'zの二人の姿が見えない、というのを初めて体験した。 運・・・。 それならスタンド席の方がまだよかった。 米粒くらいでも、いる場所はわかるだろうから。 常時見上げて首を伸ばしているので、首が痛いこと。 おかげでスクリーンを見るしか二人の存在を感じられ

【速報】「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- 味の素スタジアム day1」

(ネタバレ注意。長文注意。) 2023/8/19。 暑い日だった。 外にいるだけで胸の谷間をツツーッと汗が伝っていく。 息苦しいような、そんな日。 何万もの人たちが味の素スタジアムに集結していく。 会場に足を踏み入れた瞬間、おびただしい数の群衆に恐怖さえ覚えた。 この全員が、B'zの二人を待っている。 一曲目は「LOVE PHANTOM」。 オープニングのイメージはないが、意外にはまる。 わけもなく泣きそうになる。 「B'zのLIVE-GYMにようこそ!

【速報】「B’z presents -Treasure Land 2023-」

B'zの5年ぶりとなる大型全国ツアー、B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-を盛り上げる企画として、 B’z presents -Treasure Land 2023-が3/10~12に開催されている。 夜宵★は3/10に幕張メッセに行ってきた! というわけで、その様子をレポート。 ◆ 今回の見もの 今回の見ものは ・特設の大型ビジョンで臨場感溢れるライブ映像(未公開映像) ・グッズ販売(LIVE先行発売) ・バラエティ豊かなフードエ

【夜宵★日記58】「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」抽選結果

2023/2/10 関東各地が雪に覆われた本日。 待ちに待った発表があった。 そう、それは「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」の抽選結果である。 説明すると、B’zは5年の節目ごとに大型全国ツアーを行っている。 これを、「LIVE-GYM Pleasure」という。 5年の節目の年の記念ということで、特別感あり、浮かれ気分あり。 ここでは、「Pleasure(快楽)」だけに、数ある名曲中の名曲、BEST of BESTの選曲で

「B'z presents LIVE FRIENDS」

B'z DVD & Blu-ray「B'z presents LIVE FRIENDS」 2022年12月14日リリース!! 仕事帰りに買って、さっそく観た。 いい。 去年実際に「B’z presents LIVE FRIENDS」に参戦し、久し振りに生で聴いて感動したのだが、 改めてDVDとして観るとまた別の感慨。 大人の余裕と情感で没入してしまう。 坪倉唯子さんが参加しているのもレア。 (坪倉唯子さんはB.B.クイーンズのボーカル) 「姐さん」と呼びたく

【イナバ化粧品店】40代女子、聖地巡礼!③/3

―――【イナバ化粧品店】40代女子、聖地巡礼!②からのつづき ◆ B’zの聖地とは何であったのか 「B'zの聖地」とは、単にB’zのルーツではなかった。 聖地巡礼を果たした今言えることは、 「イナバ化粧品店は、本来の意味における聖地である。」 ということだ。 稲葉さんを産み育んだママは、綺麗でやさしく天然で、そして何より人を癒ししあわせにする力をもつ方だった。 そう、ママ自体が「神聖」。 故に、稲葉さんのお母さまが経営されているから、だけではなく、 イナバ化粧

【イナバ化粧品店】40代女子、聖地巡礼!②/3

―――【イナバ化粧品店】40代女子、聖地巡礼!①からのつづき ◆ イナママとの邂逅 岡山駅からレンタカーを駆り1時間半ほどにて、イナバ化粧品店にたどり着く。 イナママは奥のカウンターに佇んでいた。 稲葉さんをこの世に生んでくれたママ。 一見するなり私は、脇目もふらずママに向かい、気付けば 「ママ、逢いたかった!」 と訴えていたのだった。 ママは、静かにその白い手を差し出される。 「握手する?」 「いいんですか!?」 縋りつくように手を伸ばす私。 少し冷た

【イナバ化粧品店】40代女子、聖地巡礼!①/3

◆ イナバ化粧品店とは… 岡山県津山市にある、B’zのVo.稲葉浩志さんの生家。 御年85歳のお母さまが今もカウンターに立ち続ける。 B'z ファンにとっては、このイナバ化粧品店を訪問しイナママに拝謁すること、これすなわち「B'z聖地巡礼」である。 したがって、ここで化粧品を購入することは、いわば功徳を積むが如くであるが、 必ず「美容効果」となって返ってくるという点においては、大変霊験あらたかな聖地といえよう。 ◆ B'z聖地巡礼の機運 さて、私がイナバ化粧品店

【B'z】40代女子は語る②

―――「【B'z】40代女子は語る①」からのつづき    さらにB'zの好きなところを挙げてみる。 「100年の恋のハジマリ」「【B'z】40代女子は語る①」で書いたことはさることながら、 二人の人間性。 ファンや周りの人たちに対する謙虚な姿勢、ストイックな音楽への取り組みなどは言わずもがな。 松本さんの、LIVEでのおちゃめでツンな感じだとか、稲葉さんの素直で天然な発言だとか。 ちょっと笑ってしまうようなユーモアがある。 土台に知性や品性、愛があるのがわかるか

【B'z】40代女子は語る①

「100年の恋のハジマリ」ではB’zの演奏について触れた。 ここでは、詞とメロディについて、 専門的なことはわからないんだけど、私が感じることを書きたいと思う。 詞に純粋さがある。 人を元気づけようとも助言をしようとも、まして説教しようともしてない。 むしろ自信のなさ、弱さ、卑屈さ、葛藤の吐露がある。 恋愛の詞では、ためらい、耽溺、背徳感、執着、渇望、未練、嫉妬のような複雑な感情の独白がある。 そういうのってある意味純粋だと思う。汚れを知ってる純粋さ。 それが

100年の恋のハジマリ

「綺麗だ」 その一言で充分だった。 高校一年の時、歳の近い従姉妹からたまたまもらったカセットテープには、B'zの「LADY NAVIGATION」が入っていた。 突然飛び込んできたそのフレーズは、「綺麗だ」。 メロディに乗ったことばの力!! 言霊というのがあるが、歌はその上をいくと思う。 詞と発語だけでも力をもつのに、それが、旋律や音色――自律神経や脳などに影響を与えるといわれる――とともに繰り出されるのである。 しかも稲葉さんは一番効くタイミングで詞を旋律に乗