モノ書きのかじりかけは、お茶などのんで❷プロット大草原
もしかしたらすごい思い違いをしていたのかも知れない。
プロット大好き!楽しいサイコー!いっぱい書いちゃう!大学ノートの半分埋めたぞ、よし、書こう!
って意気込んで書いたいたあれは、プロットとは言わないのかも…。
今回の<謎>は予告通り「プロット」ですが…。
行き当たりばったりで、自己満で終わるムダに長い話です。
マジで暇な人だけ読んでね^_−☆
小説が書き終えられず(安定)、あちこちほっつき歩いてふと気がつく。
「あ、自分のプロットは、プロットじゃないかもΣ('◉⌓◉’)」
自分のソレは、ネタ帳のまとめ、とか、アイデアノートだたぶん。
贔屓目に見て、人物設定と時系列の洗い出し。
うん、プロットって構想であって妄想ではないんだよ、ふふ。
しくじり体験談コーナー★これがプロット(偽)だ!
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400字詰換算で150枚くらいのお話(スターゲイザー)を連載してみた時のことーーー。
意気込んでプロットなるものを書きました!
人物について、主要キャラ2〜4ページ、その他キャラ半分〜1ページ。
設定、構成、時間軸、各話のメインイメージ、などで大体大学ノート3分の1くらいの量。
これが、もう楽しくて楽しくて(笑)。
書きたい気持ちを膨らませながら、キメゼリフとかハイライトシーンとか妄想し、スクリーンに映し出されるキャラクターに没入しまくる作業。
登場人物の背景、というか人生をまるごと妄想し、兄弟関係から(お話には出てきません)、バイト先の様子(名前しか出てきません)、過去の恋愛エピソード(全く出てきません)、小説完結後のエピソード(関係ないです)まで、満載。
夢も膨らむ話も膨らむ〜
それに、起承転結はしっかり組み立てましたぞᕦ(ò_óˇ)ᕤ
なかなかのプロットができたので、満を持して原稿にむかいました。
あれ…、あれ、長い。
長い、あまりにも長い長すぎて何が言いたいのか、自分でも分からん💦面白くない。
そう、何を選択すればいいのかわからない事態に。小説は途中で息切れして、当初の予定より随分早いところで打ち切ってしまった。
書いてればなんとか、どっかでまとまっていくだろう、というのは甘い考えでしたಠ_ಠ反省。
プロットって書けば書くほどいい…わけではないと思い知る💦
じゃあ、プロットなしでいくかっ(=´∀`)人(´∀`=)
って、とりあえず短編を書くのだけど、やっぱりムダに長くなって、焦点がブレブレ。
個人的リサーチの結果、プロットがなくても書ける人は書けるんだよ。
でも短いからって、そんな芸当僕には100年早かった。
瞬発力や集中力を手に入れたら、それだけで書けるような気がしたけど、どっちも得難いものだった。
書き続けて、自分に何がないのかだけが分かってしまう。
ないことだけが分かるって、あまりに厳しい(T ^ T)
そしてもう一度向かいあったプロットは、はっきり言って面倒くさかった。
プロットは言うなれば、物語という家を設計する土台、基礎。大事なのは柱の位置や間取りなんかだし、細かくって言うならコンセント位置と配線図も組み込んでおくといいね。
なのに、僕ときたら洗面所のタイルとか、壁紙選ぶことばかりが好きで。
窓枠のデザインに夢を馳せても、家は建たんのだよカオさん…。
勘違いにようやく気がつく、さて。
これからどうするか…。
まず“話の設計図として機能するものだけをプロットと呼ぶ”宣言をします。
柔軟で手堅いプロット、ああ、どうやったら書けるか分からん。
で、自分のダメポイントを洗い出し。何につっかえてたかというと・・・
手書きですんません、例を書いてみた。
これが物語一話分だとして、(実際はもっと細かいんだけど)、赤丸が小説の流れに組み込めない部分。
なんのこっちゃ???でしょ。
[メインアクシデント]=話の核となるものがあります。
起承転結と時間軸のなかに[メインアクシデント]を配置し、そこにつながるように、エピソード1とエピソード2を置きます。
主人公をAさんとしますね。
Aさんと人物Bくんとの絡みで物事が動き、人物C氏との絡みでAの心理状態に変化があった。(気の利いた具体例もなくすみませんが、さらっと流してください💦)
で、AさんとBくんとC氏が三つ巴になって、話がばばーんと展開して、終わる、と。
で、です。
これだけでは、説得力に欠けるのでBくんの3年前のAさんとのすったもんだを、エピソード1の補足としていれたいのです。
が、んんん、うまく組み込めない。
まず、過去っていうのをどう絡めれば唐突にならないのか、分からない。
セリフにしちゃうか、地の文で補足しちゃうか、回想は避けたいからいっそ第三者から語らせるシーンを挟むか・・・むむむ。
いや、書けよ、と思うでしょ。必要と思うならどうにかして入れろと。
出来たら悩まないよ~(;´д`)
あとC氏ね。
このキャラクターを掘り下げとかないと、火力不足で[メインアクシデント]が不完全燃焼。
でも、主人公はAだし、ここでC氏語りが入ったらテンポが悪いし。
書き方を工夫しようにも、とってつけた感しかない、下手だ。ちょっと説明すればいいことが、なぜこんなに難しいのか…。
料理って、(と話が変わる)レシピ通りに作っても、“適量”とか、焼き加減とか、よく分からなくない?
あれと一緒だよ、流れの中に、突如分からん部分が出現する。
で、いったん、筆が止まると再スタートって難しくない?下手したら0から書くよりキツくない?僕だけか?
だから、最初に必要な要素はアバウトに散らしておかず、組み込むポイントを作っておく。
書きださなくてもいいから、何パターンか思いついておく。
最終的に字面の収まりがいいとこを採用する。
もちろん、書いてると変わっていっちゃうことは多い。
あそびの部分がないと、書いてる途中で飽きたりするし。
まずどこが主幹でどこが枝か、自分で把握しないといけない。もっと全体像を見据えないと、長いものは書けない。
短いものだって、短いからこそ、全体と細部に意識を巡らせないと、生きたお話にはならない。
それでも、物語をおっ立てるために堅牢で、柔軟なプロットを作りたいわけです。何この無理難題Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
え、なんかすごいハナシになってない?
こんなの作れるの?堅牢で柔軟って、どんなのよ?
理屈言っても、書けないときは書けないよね。
今回は、僕のプロットは実はプロットではなかったよ、てことでお終いです。
読んでくれてありがとうございます。