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文学フリマで販売したZINEを通販します&東京での出店のおしらせ

コンビニのドリンクコーナー前の床にぱらっと1枚、枯葉が落ちているのを見て、秋の深まりを感じました。そして、スーパーではクリスマスケーキの予約が既に始まっていると知っておののくばかり。ひええええ…

9/22(日)に参加した文学フリマ札幌の直前から今日にいたるまで、「肩が痛い!」「なんでかよくわからないけど仕事がばたついている!」とわたわたしているうちに、はらはらと時が流れ、あれよあれよといううちに10月になっていることにぜんっぜん気持ちが追いつかないまま、とりあえず近隣のスーパーで秋刀魚と大根だけ買ってきました。秋を味わおうと必死です。

秋刀魚、おいしい!

ネッシーあやこと申します。
先述のとおり、札幌で行われた文学フリマに参加しました。

会場では「コンクリートの庭と暮らす、ありのままの独身中年女性」というZINEを手売りしまして、おかげさまでいろんな方に手に取っていただけました。この日はじめて知り合うであろう方々の手元にも届いたことがうれしく、札幌の夜は明るく、六花亭の札幌本店の門構えは勇ましく、うまれてはじめて食べるラムのホルモンたちは絶品でした。

さて。このたび、ZINEの通販をはじめました。

どこで買える?

個人販売する場所としておなじみのBASEとBOOTH、両方で購入が可能なのですが、わざわざ2箇所にしたのには理由があります。

  1. 住所や名前知られても大丈夫なので、送料が安い方がいい

  2. 住所や名前を知られず、匿名性をキープしたまま注文がしたい

両方の方に対応したいと思ったのです。

1. の「住所や名前を知られても大丈夫なので、送料が安い方がいい」という方にはBASEからのご注文がおすすめです。

送料は210円。スマートレターでお届けします。

ちなみにBASEのいいところは、アカウント登録をしなくても購入できるところ。通販のたびにアカウント登録するのは何気に手間だと思うので。

2.の「住所や名前を知られず、匿名性をキープしたまま注文がしたい」という方にはBOOTHからのご注文がおすすめです。

BOOTHはpixivアカウントが必要になってしまうのだけど、購入者が匿名で購入可能な「BOOTHあんしんパック」が選べるのがいいところ。

送料は370円なのだけど、住所や名前はとても大事な情報なので……! 気になる方にはおすすめのプランです。

どんな本?

ざっくり言ってしまうと、「40代の独身狂う説に明るく言及したりしているZINE」です。未来を悲観しきってなくて、わりと元気なんだけどポジティブすぎない(と本人は思っている)43歳の独身女性による「手記」です。

各章の解説

題名ごとに解説してみました。ここを読んだうえで本編を読むと、レイヤーがひとつ増えるかもしれないし増えないかもしれません。

魚肉ソーセージをほおばる課長とぴょんぴょん跳ねるおじさん
9年強勤めていた職場の話です。その職場は毎日100人以上と顔を合わせるようなところで、ほんとうにいろんな人がいたので、あるときには、よくわからない宗教に勧誘されたり、この話には入れてない上司(既婚者・自尊心が高い)に「おれのあれは大きくないけど小回りがきく」「派遣の子とホテルに行った」っていう話を飲み会(@餃子のおいしいお店)の最中にされ、ふっざけんなってなったりもしているんだけど、そこじゃない部分にあえて焦点を当てているのが、自分の性質なんだろうと思い至りました。

(でもこの上司がくそである件は、いつかなにかの形で昇華させたいです)

カフェイン、とりすぎです
下記記事に肉付けしたものです。

お金といっしょに生まれてきたかった
本当に、根っこにある気持ちがタイトルのとおりすぎています。

散歩のとき、みんないったい何を考えているんだろう
便所サンダルのくだり必要? って私のなかにいる編集者に言われたのですが、無視してそのまま入れました。脱線するのが趣味みたいなところがあります。

悲しみの大海原に打ち勝つおいしさの眩暈
蚊を見た瞬間、書かねばって思って書きました。
てんやへの感謝を全力で込めました。

共感することがこわくなった理由
現在進行中で考え中のことを一旦文字として立ち上がらせるのって難しいと感じました。

東京に守ってもらっている
新宿の「ベルク」というお店をご存じの方は、筆者が大学3年のときにバイトしはじめたお店のくだりで、ベルクを想像してみてください。
(ベルクはいいお店です。ビールもおつまみもめっちゃうまい)

そのまま書き出してみた一週間の食生活
普段の食事の食レポが書いてみたい! と思って書き始めたところ、一食ごとに感想がたんまりありすぎることに、まず自分がびびりました。いまとなっては、特別じゃない日の食事こそ、きちんと書き留めたい気持ちです。

一週間の食生活に対するあすけんねえさんの見解
ねえさんは総じて辛口ではありましたが、泣いてはいませんでした。

からあげクンを食べながら歩く自由
うまれて初めてのアルバイトはローソンでした。嫌な思い出がたくさんありますが、それでもからあげクンは嫌いになれなかった。っていうか好き。

私のさびしさは、Amazonの「今すぐ買う」ボタンをぽちっと押す
ゴキブリが苦手な人、害虫が苦手な人には申し訳ないくだりがあります。

ただの人間として、狂わせてくれ
40代の独身狂う説に対してねちねち言っています。
結論はタイトルのとおりです。

世界はさながらまるごとバナナ
クリスマスの時期になると思い出す話です。

ちぎれたくなかったのだ
とにかく真正面から書いた話です。家族の話は、ここまでがノンフィクションとして語れる限界だと思いました。これ以上書きたいのであれば、フィクションの手腕、すなわち小説を書く技術を身につける必要があると、思うきっかけになりました。

戻れない夏はおしゃれなことばかりだと思うなよ
納豆にまつわる話です。

試し読みできる?

下記のサイト内で、「はじめに」を試し読みできるようにしています。
ログインや登録をしなくても試し読みだけ可能なので、ぜひ。

ご感想

文学フリマで購入いただいた方から感想をいただきました。
滅茶苦茶ありがたかったです。

【お知らせ】渋谷で10月に出店販売します

10月の3連休(3連休ってありがたい!!)に開催される、ZINEフェス@渋谷に駆け込みで申し込みして、出店することになりました。

ZINE PARK渋谷
日時:2024年10月12日(雨天順延13日)
場所:MIYASHITA PARK 4階 屋上の芝生エリア ( 屋外開催 )
時間:12時~17時
出展ブース数:180前後
入場料:無料

ZINE PARK SHIBUYA @ MIYASHITA PARK

「コンクリートの庭と暮らす、ありのままの独身中年女性」のほか、「1週間、ふだんの食レポを書き留めてみたらこうなりましたんですよ」っていうZINEを販売予定です。急に思い立っていま、慌てて作っている最中です。

そのほか、「コンクリートの庭と暮らす、ありのままの独身中年女性」については、本屋さんで販売したい気持ちがあるため、今年中には委託先を増やしたい!!と考案中です。

諸々興味を持っていただけるようであればぜひ。
よろしくお願いします〜!

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