2025年に向けて

去年の振り返りと今年の抱負的なものを書いていく

唐突な気まぐれと、正月も何かしないとという焦燥感からいきなりではあるが去年と一昨年の振り返りをして、2025年に何をしたいのかちゃんと自分の目標や欲望を言語化していきたいと思う。
全くこれを習慣化しようとは思っていないが、もし仮に習慣になったら自分のことを褒めてあげたい。これくらいの気持ちのほうが続きそうだし。

2023

まずいきなり、2年前に話が遡る。(去年は振り返りとかやってる余裕がなく)
2年前は間違いなく自分の人生における転機で、まず新卒で勤めていた会社を退職して自分で事業を始めることにした。
業務委託で何社か入りながら、事業のお手伝いをしつつ店舗事業の立ち上げをしてDot. coffee&shishaという店を作った。
店名から分かる通り、シーシャ屋である。
大学生の時にアルバイトでシーシャに携わっていただけだが、面白いことにその時の繋がりから浅〜くその業界とゆるゆる繋がっていたのと、オフラインでコミュニティを作ることに強い興味があってリアルな交流の場を持ちたいという思いが強かったからである。
当時の見通しを思い返すと何もかも足りてなさすぎて顔から火を吹きそうになるが、それでも自分を信じて投資してくれたり、応援してくれた人たちがたくさんいて、その御方々には現在進行形でめちゃくちゃ迷惑とご心配をかけてしまっていたりするので全力でその恩に報いなければと思っている。(まじで)
そんな感じで、前半は会社員をやっていたが後半は自分の会社という箱を作って肩書きだけ社長になったりした。

2024

2024年はとにかく色んな失敗を経験した年だった。
メンタル的な面でいえば、うつ状態にはなっていないものの人生の中で一番低迷した年だったと思う。
(会社員時代に躁鬱で発狂しながら仕事をしていた)
あまりにも色々ありすぎてここに書ききれないので、諸々は端折るがそれでも躁鬱を再発することなく(と自分では思っている)過ごせたのは独立してから"何が起きても全部自責"というマインドセットに変わったのが一番大きいと思う。
よかった点では、自分の足を使って動くことにとにかくコミットできたのは個人的に視野を広げるいい経験だった。 とにかく一次情報を取りにいくことにこだわって、自分の足を使っていろんな場所に出向くことでできた広がりが今になって色々と繋がってきている。
お店のコンセプトで打ち出したConnecting the Dotsを自分の身を持って体感した次第である。

海外には合計で7回行った。
言い訳みたいになるが全く遊び呆けていたわけではなく、現地企業のオフィスに出向いたり色んな人を紹介してもらったり、シーシャのみではなくさまざまな方面で色んなことをしている人たちとグローバルで接点が持てたのは非常によかったし、今ではその繋がりから日本向けに事業展開したいというところから仕事の話が入ったりする。
店舗事業でも、色々工夫することで海外に出ることが事業の原価率を下げることに大きく寄与した。
無論、自由に使えるお金なんてほとんどないので一人でいるときは1泊1,000円もしないような安宿に泊まったりご飯は現地の知り合った友人等に食べさせてもらうような感じで観光なんてしている余裕は全くなかった。
ちゃんと自由に使えるお金ができたら今まで行った国の観光とかもちゃんとやりたいなと思ってる。
年末にはtoBでちゃんとワークする事業を作ろうということで、ハーフコミット的な形ではあるがCTOを立てて開発案件の法人営業をゴリゴリやったりしていた。 後から気づいたことだが、プッシュ型営業とはどうも相性が悪い性質らしく、別の道を今は模索している。

店舗事業に関して、全く大成功したなんてことは一切なく常に頭を悩ませまくったわけであるが、一つだけ良かったことは当時描いていたコミュニティを作るというのは一定のレベルで達成できたかなと思っている。 もちろんもっと上手に、ちゃんと事業を回す方法はたくさんあってシンプルにやりきれなかったところだらけではあったがほとんど毎日来るような常連の方々をはじめ、そこから新しく繋がった人たちも多く場所が起点になってオフラインのつながりを作るという店舗の目標として建てていたものがちゃんと実行できたことについては、店舗事業を始めて良かったと心から思えた点である。

2025

前段でコミュニティはできてきた、なんて話を出した上でいきなりではあるが、1月で店舗事業は休業すると決断した。
非常にざっくりいうとテナントトラブルが原因で、これ以上この場所で続けていくのは難しいという経営判断である。
場所に根付いたファンも多く、またそもそもは事業承継を受けて始めた事業なのもありとても申し訳ない気持ちではあるが、これ以上今の場所で続けることが全くサステナブルではなく自分の首を緩やかに締め続ける形になってしまうので、一旦幕引きとすることにした。
とはいえ、もちろん様々な障壁はあるものの移転に向けた準備も同時並行で行っている。
諸々が確定していない今の段階ではいつの再開になるかはっきりと明言することは控えるが、やはり自分の好きなモノで事業をするのは幸せなことで、自分の精神衛生のためにも再開に向けて今年は努力しようと思う。

またtoBの開発事業について、今年はこれをなんとしてでもぶち上げたい
具体的には、今年年商で億単位の数字を作ることを目指している。
(ビッグマウスだが言葉にして自分を追い込む意味も込めて)
口頭受注やリファラルで話をもらっているところもあり、これをなんとかクロージングして形にして、拡大していきたいと思っている。
店舗事業でもそうだが、事業づくりを進めていて強く感じたのが権限委譲をすることの大事さである。
今までなんとなく、組織のトップは自分の事業について全てを網羅的に知っていて、全部一人でこなせるくらいのケイパビリティが必要なのだと思っていた。
が、実のところそうではなく、どちらかというともっと大事なことはちゃんと数字を作ってきて、あとは人に任せてマネジメントする能力なのだと気づいた。
もちろん、前者のスーパーマン型の社長も多いのだと思うし、それが間違ってるとは全く思っていなくて、それができるならそれが一番いいのだとは思う。
ただ自分はそのタイプではなかった。
(というよりそれで失敗した、という印象が今時点では強い)
店舗に関しても、自分が常に現場にいて2024年内ではもっとtoBでの売り上げなどの数字的なインパクトを作れるところに注力しきれなかった。
最終的な社長業のやらなければならないことは数字を作ることである、と今は思っている。
だからこの考えがあっているのか間違っているのか、確かめるためにも今年は色んな人に会って、営業活動にとにかく力を入れる。
それと一次情報だけではなく、2024年疎かになっていた読書によるインプットにも力を入れたい。
やはり教科書的な経営というのはどうも話を聞いている限り存在して、でも自分は未だそれが何なのかわかっていない。

これからどうなるかわからないが、今はとにかくできることを一生懸命やって、とにかく思考量と行動量を増やすしかない。
ので、僕の周りの友人や諸先輩方へ、引き続きご迷惑おかけすると思いますが、今後全力で恩を返していくのでどうかこれからも力を貸してください。


いいなと思ったら応援しよう!