気持ちの対処法
悪いことが起こった原因は?
自分にとって嫌なことや都合の悪いことが起きた時、ついつい他人のせいにしたくなること、ありませんか?身近な人や、世間、政治、時には全く関係ないものにまで原因を求めてしまうことって、案外経験があるのではないかと思います。
私もそんな気持ちになること、正直あります。でも立ち止まって考えてみると、それって自分にとってはあまり良い方向に働かないなと感じることが多いです。
もちろん、誰かや何かのせいにすることで一時的には気が楽になるし、自分の責任を感じずに済むし、「自分は悪くないんだ」と思えることで心が軽くなる瞬間もあるでしょう。でも、それって本当に解決になるのでしょうか?
前進していくためのステップ
例えば、嫌なことがあって誰かのせいにしてみても、現実が変わるわけではありません。自分の環境や状況を変えるためには、自分自身が少しずつでも行動しなければ、結局は同じことの繰り返しになってしまいますよね。じゃあどうしたらいいのか?そこで少し立ち止まって、「どうすればよかったのか?」「次に同じようなことが起きたらどうすれば良いのか?」と自分に問いかけることが、少しずつでも前進していくための大切なステップなのではないかと思うんです。
もちろん、向き合うこと自体がとても辛い時もあります。時には現実から逃げたくなることもあるし、そんな時に他人を責めることで一時的に自分を保っていることだってあると思います。それはそれで、その時の自分にとっては必要なことだと思います。そんな風に弱っている時に、全てを自分の責任として抱え込んでしまうと、心が壊れてしまうこともあるから、時には自分を守るために逃げることや他責することも悪いことではないと思います。
自分に向き合ってみる
逃げるのも一つの選択肢だけど、少し気持ちが落ち着いてきたら、次は、「本当の原因は何だったのかな」と、正面から向き合ってみることが大切なのではないでしょうか。辛くて苦しいところで、ずっとぐるぐる🌀していると、ますますドツボにハマってしまうから。だから、未来の自分を心地よくしてあげるため、ちょっとだけ頑張ってみようと思えるのです。
向き合うことで嫌なことを思い出してしまうこともあります。そういう時は、無理せずにゆっくりでいい。大きな変化を求める必要はなくて、ほんの小さな一歩でいいんです。昨日より少しだけでも「次はこうしてみようかな」と思える自分でいられたら、それで十分じゃないでしょうか。
最初の一歩
最初の一歩を踏み出すのが一番難しいかもしれません。でも、その一歩が、次の一歩を踏み出す力になります。少しずつ、少しずつ、自分にとっての「こうすればよかった」を積み重ねていく。それがやがて、自分の心地良い未来に繋がっていくんじゃないかなと思っています。
辛いことがあった時、はじめは誰かや何かのせいにして、自分を守る。それでもいいと思います。ただ、その先に、少しでも自分の未来に向けたアクションを考えていくこと。それが、長い目で見た時に、自分のためになるんだと思います。
今できることを少しずつ。未来の自分のために。
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