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手紙を書くことは好きですか?

10月1日から郵便料金が値上がりしました。
先日、9月30日の夕方に、仕事関係の書類をポストに投函する必要があり、ネットで調べたところ9月30日の投函は旧料金でも大丈夫とのことでした。しかし、心配性の私は、念のため新料金分の切手を貼って送りました。「もし、後から返送されてきたらどうしよう」と思うと、つい用心してしまうんですよね。

そういえば、手紙やはがきを送る機会はめっきり減りました。以前は年賀状をたくさん書いたり、友達と手紙の交換をしていましたが、今はLINEやメールが主流。ポストに何かを投函するといったら、メルカリの発送がほとんどです。

実家から持ってきた可愛いレターセットたちも、ここ数年は全く出番がありません。断捨離魔の私は、これらのレターセットが目に入るたびに「さて、どうしたものか」と考えるのに、可愛いデザインのレターセットが売っていると、ついつい欲しくなってしまいます。

noteを書いている方・読んでいる方は、「手で書くことも好き」という方が多いのではないでしょうか。私も手で書くことが好きです。パソコンやスマホを使って文章を書くのももちろん楽しいですが、手書きの文字にはまた別の魅力があります。私はあの、紙に書くというアナログな感じが好きです。手書きはデジタルとは違う、少し特別なものを感じさせてくれます。

また、誰かからもらった手書きの手紙やメモを読む時、それがたとえ短いものであっても、心が温かくなります。「この人は、私のことを考えてこの文字を書いてくれたんだと思うと、何とも言えない嬉しさがあります。手書きの文字には、その人の人柄や感情が表れているように感じるんです。文字の大きさや書き方、文章の癖にも、その人らしさがにじみ出ているように感じます。

最近は、年賀状も手紙もほとんど書かなくなってしまったけれど、たまに「手書きで何か書いてみようかな」と思うことがあります。書き始めるまでは面倒に感じることもありますが、いざ書き始めると楽しくて、筆が止まらなくなってしまいます。

文章を書く時間は、自分と向き合う時間でもあります。それが手紙なら、相手を想う時間でもあります。忙しい日常の中で、少しだけ時間を作り、丁寧に文字を書くという行為が、心を落ち着けてくれるのかもしれません。

書き出すと止まりません

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