映画『スマホを落としただけなのに』を興味本位で見てみた
私がこの映画を見ようと思った理由は、主に2つあります。
まず、1つ目は、imaseが主題歌を歌っていたから。
imaseといえば、現在放送中(※2024年10月)のドラマ『チェイサーゲームW2』の主題歌にも起用されています。(曲名『プリズム』)
ちなみに、JTのCMにも使われていたimaseの『でもね、たまには』も癒されるので好きです。この曲もおすすめです。
映画『スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナル ハッキング ゲーム〜』ではimaseの『Dried Flower』が使われています。
サビの「殺されても君といたいよ」というフレーズが非常に印象的だと思います。
二つ目は、成田凌さん演じる浦野善治が狂気的なキャラクターに見えたからです。
浦野「麻美さん、僕、あなたを剝製にしようと思ってるんです」
浦野「これから穴を掘ってきます」麻美「どうして?」浦野「あなたを埋めるためです」(←※1作目の台詞です。)
中々衝撃的な話だなと思いました……(笑)。
1作目を見て感じたことは、スマホや財布を万が一落とした時、自分ならどうするか、というのを割と真面目に考えた方がいいのではないかと思いました。
会社の取引先の情報がスマホに入っていて落としたので見られないというような台詞が田中圭さん演じる富田誠から発せられていました。それ以外にも困ることは多々ありますが、スマホに依存させすぎてしまうのは良くないのではないかなと思ったりします。とりあえずスマホの回線自体を止めたり、警察に相談したり、そういう冷静な対処が現実的には必要だと思います。真面目に考えればの話にはなりますが。
スマホを落としただけで殺人事件やテロに巻き込まれる可能性は低いと思いますが、悪用される可能性は高いと思います。
もう一つ感じたことは、当たり前ことではありますが、あまり他人を信用しすぎない方がいいなということです。今作(※1作目)の富田誠(田中圭)はスマホを落としました。そして、北川景子演じる稲葉麻美にスマホを拾ったという連絡が届きますが、それは犯人からの連絡でした。こんなのに引っかかるわけないじゃんwと笑っている人が案外危ないのでは無いかと自分は考えています。
私事ですが、先日ちょっとしたロマンス詐欺に危うく誘導されかけました。簡単に言えば、日本に旅行しに行くので観光案内をして欲しいとのことでした。寂しいと感じている独り身の人が狙われやすいのかもしれないです。(自分は寂しいとは今のところ感じていませんので、なんとなく日々の言動からちょろそうと思われたのかもしれません。)皆さんもお気を付けくださいね。
かなり非現実的な作品ではありますが、スマートフォンに支配された我々の日々に警鐘を鳴らすという意味では優秀な作品であったのでは無いだろうかと私は考えています。
(この作品は個人的にはポプテピピック風に「そうはならんやろ」「なっとるやないかい!」とツッコミながら適当に見るぐらいがちょうどいいのかなと考えています。)なんだかんだ最終章が気になってきていて製作者の思う壺だなと感じています。
1作目のポルカドットスティングレイの『ヒミツ』と2作目のKing Gnuの『どろん』も良い曲なのでリンクを貼っておきます。
繰り返しにはなりますが、成田凌さんの狂気的な演技は一見の価値があると思いますよ。