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大事なことは口に出して伝えねばならない。映画『ふれる。』

 上映終了日が近かったので、行くか迷っていた映画『ふれる。』を観てきました。青年三人組の友情がメインと思いきや、恋愛に関係する話も多く出てくるため、そこが意外でした。

 映画『ふれる。』 ゆるあらすじ
 幼い頃から島で一緒に暮らしていた三人(秋、諒、優太)はある日「ふれる」という生き物に触れる。その日を境にして彼らはお互いに身体の一部を触れさせていればテレパシーが使えるようになった。
 場所は変わって東京の高田馬場で暮らすことになった三人は、ひょんなことから専門学校生の女子二人とも生活を共にするようになる。ふれると五人で暮らす中、テレパシーで通じないことが起き、恋愛方面の話を中心に三人の心はすれ違っていき……。

 心のすれ違いが恋愛に重きを置いて描写されていたのは少し残念であったもの(他の事柄でも良かったのでは無いか)の、恋愛感情という気持ちは当事者にしかわからないことなのでそこの使い方が上手いという風に感じました。

 ふれるという生き物がファンタジックな一面(ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが)を持っているところが良いと感じました。

 喧嘩するほど仲が良いとは言いますが、まさにその通りだという風に感じられた映画でした。

 私は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『空の青さを知る人よ』などの作品で知られる岡田麿里さんが脚本を担当していることとハリネズミみたいなふれるの外見が好きで、この映画を観ようと思いました。

 (この記事のヘッダー画像は、ふれるがハリネズミっぽいなと思ったところから来ています。)


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