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別れの足音


高3の息子の学校行事が終わる度に
ああ、これで最後なのだと
一抹の寂しさを覚える今日この頃です。

3学期は殆ど登校しませんので、
実質学校生活は12月まで。

あれほど面倒くさかった
朝のお弁当作りも
あと何回で終わってしまうのかと
数えてみたり・・・

6年なんて、あっという間。

念願の学校へ入学できて、
希望に燃えて学校生活を
スタートさせたのに、
中2から約4年間は感染症下で過ごし
中学の修学旅行には行けませんでした。

長期間の休校もあり、
他にも様々な学校行事が中止、
または縮小され続け、日本の多くの子供達は
本当に辛い思いをしてきたと思います。

今年、ようやく学校生活の全てが元に戻り、
息子たちの学年は高3にもかかわらず、
4年間の鬱憤を晴らすかのように
全ての学校行事に全力で参加していました。

その姿を見ながら、奪われた4年間が
子供たちにとって、
どれほど大切な時間であったのかと
あらためて考えさせられました。

同時にあの4年間の総括はどうなっているのか?
私は気になって仕方がありません。


息子の学校では食事会やワークショップ、
ボランティア等など、
保護者の交流が盛んなのですが、
こちらも4年間は中止や縮小が続き
私も残念な思いでいっぱいでした。
なので今年は、いろいろ参加しています。
卒業後も一部の交流は続きそうなので
これはちょっと楽しみなのです。

保護者会では、子供の進学のこと、
親の介護や自身の健康のこと、
皆同じような案件を抱えており、
話が盛り上がります。
いろいろな情報を得ることができるので
楽しくも貴重な機会なのです。

高校を卒業すると、
いよいよ子離れというか、
子育てが殆ど終わるのだなぁと
なんとも言えない気持ちになります。

しかしながら子育ての終盤から
今度は介護が始まりましたので、
これまた忙しく、
感傷に浸る間がないのが現実!

人生とは、止まらないというか、
止まれない列車に乗っているのでしょうね。


先月、体調を崩し入院していた義母が
週末のみ自宅へ帰れるようになりました。
ターミナルケアに入る前に、
明日、息子と会いに行く予定です。


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