手作りマスク(マスクカバー)
ストックしてあった不燃布マスクの残りが少なくなってきました。
マスクはセラピストのお仕事するときに使用することがありますので、それなりのストックがありました。2月の時点で、1、2ヶ月待てば普通に入手出来るようになるのでは?と、考えていました。
しかし、現時点ではマスクの購入はなかなか難しく、これから先もしばらくは入手しにくい状況が続くのではないかと思っています。
使い捨てマスクの再利用はお薦めされていませんが、最近では洗って繰り返しご使用なさっている方も多いようです。
しかし、不燃布のマスクは洗って使用すると表面が毛羽立ってしまい、使用感が格段に落ちます。お肌にも負担がかかります。
それではと、手作りマスクに挑戦することにしました。
ハーブボールを作成するための布やガーゼがありますので、それらを使用して作ることにしました。
しかし今、耳にかけるためのゴムもなかなか手に入りません。細めの平ゴムを利用して見ましたが、長時間使用する場合に耳が痛くなってしまうのではないかと感じました。
そこで思いついたのですが、不燃布マスクのカバーを作ればそれらの問題が解決できるのではないかと。(既に多くの方がやり始めていますね!)
布とガーゼの上下を縫って、ひっくり返して筒状にします。次に写真のように布とガーゼの間に不燃布マスクを挟みます。
挟み込んだ後、両端をまつり縫いで閉じます。
洗濯時の取り扱いは布やガーゼのマスクと同じで大丈夫なのですが、ガーゼや布マスクに比べて乾きにくいので、干す前にタオルに挟んで水気を取るなどの工夫が必要でした。
ガーゼを厚めにすると、ふわふわしていて使用感は良いのですが、少々息苦しいです。ですので、ガーゼはあまり厚くしない方が良いのではないかと感じました。
お裁縫など滅多にしないのですが、集中して静かにチクチク縫っていると不思議と心が落ち着きました。
昔、友人が通っていた学校では授業の前に『運針』の時間があると聞きました。当時は私も若かったので、何それ?!と驚いたのですが、余計なことは何も考えず、ひたすら作業に集中することは、休むこと無く絶えず何かを考え続ける(脳)を休めることになり、ストレスの軽減につながるそうです。授業前の『運針』は心を落ち着かせるために行われていたのですね。
お裁縫ではなくとも、なにか無心で作業を続けている状態は、心を無にして瞑想をしている時と似ているそうです。
コロナウィルス感染拡大の影響でストレスの多い日々が続いています。短くてもそのような時間を持つことは心の健康を保つためには重要なことなのではないかと感じています。