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リバウンド数十回・メンタルヘルス・橋本病のわたしがヨガと医療ダイエットで体づくりをした話。【第3回】

体力がなく、中年になってから橋本病を発症し、どんどん痩せづらくなった50歳のわたしの医療ダイエット日記。


ヨガを必死でする=(イコール)不眠が治るではない。

ところで不眠については、母の死がきっかけではない。睡眠薬が効かなくなったのが母の死きっかけだっただけで、ハルシオンなどを服用しての睡眠についてはかなり長い期間だった。
当時のことではっきり覚えているのは唇が紫色なので、どんな口紅も発色が悪くなるということ。もともとコスメに興味がないのであまり気にしていなかったのだけど、現在ヨガで血行がよくなったことで唇の色がかわると、あの頃ってやはりよくない状態だったんだなと思い返す。

アーユルヴェーダドクターから「帰国してもヨガを続けてください」というアドバイスをもらい、帰国して翌日ぐらいにネットで予約をし、ヨガスタジオに登録した。基本的に真面目で愚直でバカなので、必死でヨガを毎日やった。

ちなみにアーユルヴェーダドクターのすごさを紹介しておくと、脳天に手をあてて脈を取り、ちょっとだけできる日本語で「コウジョウセン」と「フミンショウ」と言い当てた。日本の女性誌によく登場する「Dr. CTスキャン」ディネーシュ氏である。

基本的に思い詰めやすくアホなので、ヨガを熱心にやって自分を追い詰めれば不眠が治るものだと思っていた。その頃のわたしは悲壮な顔をしていたと思う。実際にはヨガをやると即メンタルがなおるとかそういうものではなく、体と心と脳は繋がっているので、体をリラックスさせる方法を学び心をほどき、脳もいずれは体と一本でつながる、という状態を目指して欲しいという意図だったのだと思う。
でも、眠れないので本当に悲壮感があり、世界の終わりみたいな気持ちで毎日すごしていた。わたしもこのころはよくないなと思っていたのは1日の中にすごい量のタスクを入れて、次これ、はい次これ、とやっていたので、日本に済んでいるスリランカ人のレストランオーナーに「すごいね」と呆れ顔で言われたことを思い出す。いや、アーユーボワンの国から来た人から見ればこんなに同時進行でいろんなことを考え、マルチタスクでなにもかも片付けようとする人は信じられないだろうなと思う。今ならわかります。

メンタルクリニックの主治医のほうもあまりスキルがあるほうではなく、大学病院で権威のある先生の紹介状に記載のあった処方を忠実に守ろうとし、自分の頭で考えない困った女医さんでした。
甲状腺の疾患のある患者にはリーマスの処方は禁忌で注意が必要、かつ血液検査による経過観察がかなりの頻度で必要になり、そして最悪なことに

「効かない」

効かない薬なんか飲めない!とキレたこともあり。。。泣きながら主治医を変えてもらった次のドクターが「当たり」でした。

「発達障害グレー」の診断をもらい、脳の緊張をおさえる「黄連解毒湯」を処方された三日目に、3時間ぐらい眠れるという結果を導き出した。

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