製品名のProってどういう意味なのか?
もうすぐ新しいMacbook Proが発表されるとかされないとか噂がありますが、昨年発売されたM1のMacbook Proは本当にProと呼ぶに相応しいものだったのか?という疑念があります。
その他の製品名でも「xxxx Pro」って付いているものがよくありますが、そもそも「Pro」ってどういう意味で使っているのか、ということが何となく気になったので考えてみました、というお話です。
普通の人が製品で「xxxx Pro」と聞くとそれはPro-fessionalつまりその道を職業としている人向け、と連想すると思います。
Proとしか書いていないので、販売者がどの意味で命名しているのかは消費者には知る由もないのですが、Proで始まる単語には他にも、
Pro-bity「誠実、高潔」:別にいいけど、製品は全てそうあるべき。
Pro-blem「問題、支障」:これは製品名としてアカンでしょう。
Pro-create「産む、出産する」:おっ、イイ感じかも。
Pro-fessor 「教授、先生」:うーん、Professionalに近いイメージか。
Pro-fit「利益、もうけ」:製品名としては卑しい感じがします。
Pro-gress「進歩、発展」:まあまあかな。
Pro-motion「昇進、促進」:これもまあまあ。
Pro-sit「乾杯!(ドイツ語)」:面白いけど、絶対違う。
Pro-tection「保護、防御」:製品によってはイイと思う。
全部を調べた訳ではないですが、ガジェット名として相応しいのは、ProfessionalとProcreateではないかと。
で、あると仮定して、実際の製品名で検証してみます。
iPad Pro、iMac Pro、Mac Pro
これはしっくりきます。Proという名に相応しい製品だというのは、多くの方に賛同いただけるものと思います。
Macbook Pro
これはいけません。完全な名前負け。ひと昔前ならいざ知らず、M1チップのものはAirとの違いがほとんどありません。
M1 MacbookはAirだけ出すか、無印Macbookとして発売すべきだったと思います。
今年出るというM1XやM2チップだったらProにしてもいいとは思います。
でもこれは同チップのAirが同時に出ないという前提です。
同じようなタイミングでAirとProを似たスペックで出すというのは、消費者を混乱させるだけだと思います。
やはりProモデルは通常モデルよりも遥かに上をいく性能であって欲しいものです。
iPhone Pro
これもノーマルとProとの性能差が、名前からくるイメージほどの差が無いと感じます。iPhone 12 Proを所有していますが、名前としてはせいぜい iPhone 12 Zoom程度でしょう。
Surface Pro
これもいただけません。今となってはSurface Proは性能的にはSurfaceシリーズの中でも下位モデルに近い存在です。
Microsoftがどういう意味で命名しているか分かりませんが、早々に改名すべきです。製品としては嫌いではないけど。
名前としては「Surface Detachable」ぐらいでいいでしょう。
その上で「Surface book」を「Surface Detachable Pro」にしたほうが素直な感じがします。
わざとやっているのかどうか知りませんが、とにかくSurfaceシリーズはBookとかLaptopとか普通の名前を付けるので、モデルラインナップの上下関係が分かり難いです。
やっぱり何でもかんでも「Pro」って付けるのはやめて欲しいです。
さて、今年のMacbook Proは「Pro」という名に恥じないスペックになっているんでしょうかね~。楽しみです。
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