1.17を忘れない。1.1と「ともに」
毎年1月17日になると思い出す。
1995年1月17日に起こったことを。
阪神・淡路大震災が発生して、今年で29年経った。
29年経つと風化してしまいそうな感じもしていたが、そうではないということを改めて思い知らされた。
元旦の華やかさが失われた「能登半島地震」
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。
新しい年になって、気持ち新たに華やかな気分になっていたところに起こった地震と津波、火事の映像を見て、衝撃的で痛ましい思いになってしまった。
道路が寸断されて孤立状態になっている地区があり、多くの人達が避難生活を強いられている現状を見て、29年前も同様だったことを思い出した。
今は一日も早い復興を祈るとともに、何かできることがないかを考えていきたい。
駅のオブジェで地震の辛さを感じる
上の写真は地元駅近くにあるおもちゃ屋「フジヤ」の店主の藤田宏さんが作ったオブジェ。
通常なら、シルバニアファミリーのオブジェが飾られている。
次のオブジェの準備中の間の飾りだと思うけど、シルバニアが出ていないオブジェは始めてで驚きだった。
ちなみに前回はクリスマスだった。
華やかなクリスマスから一転、崩れた家と瓦だけが残っているオブジェを見て、言葉にならなかった。
地図には被害状況が書かれている。
募金の呼びかけも。
「余裕があったら」という文言が心に染みる。
作者の藤田さんからのメッセージ。
新しい作品ができるまでの間、このオブジェを見るたびに地震のことを思い出すと思う。
だけど、今まで起きた地震や震災から復興が進んでいることを希望になる。
オブジェを見るとそのように感じた。
希望のライトアップ「ルミナリエ」
アイキャッチはルミナリエのライトアップ。
神戸では4年ぶりに「ルミナリエ」が開催されると聞いた。
今までは12月に開催されていたが、この時期に変わったことで、阪神淡路大震災ともより一層リンクされたように思った。
テーマは「神戸、未来に輝く光」。
その後日本を襲った東日本大震災、熊本地震、そして能登半島地震を始め、数々の地震に対する追悼や思いも、光に感じることだろう。
ルミナリエ、今後はこの時期に開催されるそうなので、行ってみたいな。
毎年書いている「1.17」
過去に書いた記事も良かったら読んでいただけると嬉しいです。