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【カタカナ】ちょこっとネパール語③《会話》場所を尋ねる - ◯◯はどこにありますか?

旅行先では必須の表現!

旅行で初めてネパールを訪れると、いろいろな場所を尋ねることが多いでしょう。ホテルや行きたい店や観光地、時にはトイレの場所...。でもそんな時、尋ね方を知っていれば慌てることはありません。備えあれば憂いなしです。

〈ポイント1〉छ[チャ]:「あります」

このフレーズさえ覚えれば、いろいろな場所を尋ねることができます。

 नयाँ बसपार्क कहाँ छ?
[ナヤン バスパルク カハン チャ?]
「新しいバスターミナルはどこにありますか?」

 बालाजुमा छ 
[バラジュマ チャ]
「バラジュにあります」


  • नयाँ बसपार्क [ナヤン バスパルク ]:「新しいバスパーク(バスターミナル)」カトマンズにある首都と地方を結ぶ長距離バスの発着地の呼び名。

  • बालाजु[バラジュ]:カトマンズにある地名。

  • ◯◯मा[マ]:「◯◯に・○○の内に・○○の上に」


〈ポイント2〉もし相手の答えを聞き取れなかったら?

そういう時のために役立つフレーズがあります!

 कृपया देखाउनुहोस्
[クリパヤ デカウヌホス]
「どうか見せてください」(どうか見えるかたちで教えてください)

地図を広げてこのフレーズを言えば、目的地を指差して教えてくれますよ。大きな施設の中でどこかの場所を聞く場合なら、身振り手振りで教えてくれるでしょう。

〈ポイント3〉छ[チャ]と हो[ホ]の違い

では、ここで問題です。相手の家がある場所を尋ねる場合は何と言えるでしょうか?

正解は…

 तपाईंको घर कहाँ छ?
[タパイコ ガァール カハン チャ?]
「あなたの家はどこにありますか?」

“あれ、以前に似たようなフレーズがあったような...。”

そう、こんなフレーズがありました。

 तपाईंको घर कहाँ हो?
[タパイコ ガァール カハン ホ?]
「あなたの出身地はどこですか?」

すごく似ていますね。हो[ホ] छ[チャ]が違うだけです。でも、二つのフレーズは全く別のことを尋ねています。घर[ガァール]の意味が変わっていることに注目してください。छ[チャ]を使ったフレーズでは घर[ガァール]の意味は「家」ですが、 हो[ホ]を使ったフレーズでは घर[ガァール]の意味は「出身地」になっています。

つまり、分かりやすく言うとこういうことです。

छ[チャ]のイメージ:存在
हो[ホ]のイメージ:事実

「家」について尋ねているのは「どこにありますか(छ[チャ])?」という存在について、「出身地」について尋ねているのはそれが「どこですか(हो[ホ])?」という事実についてだという訳です。それで、先ほどの छ[チャ]を使ったフレーズで घर[ガァール]の意味が「出身地」になるとおかしくなります。「出身地が○○だ」ということは一つの事実だからです。

これからネパール語を話せるようになるために छ[チャ]と हो[ホ]のイメージを正しくつかんでおくことはとても重要なので少し触れておきました。今は十分に理解できなくても、こういうものなんだと頭に入れて次に進んでもらえれば大丈夫です。何度も出てくるうちに慣れてきます。

まとめ

  • ◯◯ कहाँ छ?[ ◯◯ カハン チャ?]:「◯◯はどこにありますか?」

  • △△मा छ[△△マ チャ]:「△△にあります。」

  • कृपया देखाउनुहोस्[クリパヤ デカウヌホス]:「どうか見せてください」(どうか見えるかたちで教えてください)
    相手の答えを聞き取れなかった時などに使えます。

これで、ネパールで知らない場所を旅行する時も安心ですね!

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