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iPhone 16 Proを買ったのでWi-Fi 7を導入!

今回iPhone 16 Proを購入した動機の一つにWi-Fi 7対応があります。今まで利用していたWi-Fi 6Eと比較しても大幅な速度アップが見込める新規格。どうしても使ってみたくなってしまいました。

今回我が家でWi-Fi 7を導入するにあたり、購入したWi-FiルーターはやはりTP-LinkのDecoシリーズ。ここ数年このDecoシリーズを利用していますが、設定の容易さや品質は申し分ありません。

長年盲目的にBUFFALOのWi-Fiルーターを利用していた友人に薦めたところ、アプリを利用してあまりにも簡単に接続設定ができたことや、スループットやレイテンシが大幅改善されたと感動していました。

もはや単純なコモディティ製品だけでなく、こういったIOT機器も中華メーカーにクオリティ面でも圧倒されている状況に多少の切なさはありますが、こればかりは致し方ありませんね。

今回チョイスしたDeco BE65はTP-Link社から出ているWi-Fi 7ルーターのラインナップの中では一番リーズナブルな商品です。

他のラインナップとの大きな違いはMU-MIMOが2×2、有線LANポートが2.5Gbpsになっています。

高級ラインはMU-MIMOが4×4、有線LANポートは10Gbpsになっているので、10Gbpsの固定回線を引いている方は高級ラインの方が良いと思いますが、我が家の固定回線はおそらく1Gbpsで、かなりオーバースペックになってしまう為、Deco BE65にしました。

またiPhoneのMU-MIMOが2×2なのでちょうど良かったのもありますね。

開封してみました。サイズは1台 107.5 × 107.5 × 176 mm になります。

Decoシリーズは他社製品と比較して、シンプルで主張のないデザインも気に入っています。禍々しいアンテナがついているような機体はあまり家に置きたくないので。

禍々しいアンテナを見せたくないということで、Wi-Fiルーターを隠して設置すると電波の強度的にも問題が出ますし、そもそもアンテナを付けている意味もなくなってしまい本末転倒なので、普通にリビング等に置いて違和感のないDecoのデザインは非常に好感を持てます。

付属品はACアダプタとLANケーブルが入っていました。

ポートは2.5Gbpsが4口。今後はこの2.5Gbpsを活用すべく、10年来続いた1Gbpsの家庭内LAN環境をアップグレードしていきたくなりますね。

ただ、1Gbpsのネットワーク製品は超コモディティ製品になっており、激安価格で買えますが、2.5Gbps以上になると途端に値段が跳ね上がり、費用対効果が悪すぎて手を出しづらいのは間違いないです。

実際そんなスループットを必要とするコンテンツ&アプリケーションが現状ほぼないので、全く数が出てないんでしょう。家庭用に関しては完全に嗜好品というジャンルだと思います。

ですが、NASに関してはLANの回線速度が上がると快適度が段違いに改善されるはずなので、まずはここから換えていこうかと。

我々のような好事家が道を切り開いていかないと、技術は進歩していかないですからね。選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にありという精神ですw

今まで利用していたWi-Fi 6EのDeco XE75とのサイズ比較。

多少サイズアップしていますが、LANポートが一つ増えてますし、気にならない程度の差ですね。

Deco XE75のACアダプタとほぼ同じ形状だったので、同じ仕様かと思いましたが、12V 2.0Aと12V 3.3AでDeco BE65のアダプタの方が出力アップしていました。消費電力が多少上がってるんでしょうね。

実際の使用感ですが、接続は相変わらず一瞬でした。Decoのアプリは本当によく出来ています。

接続スピードに関しては我が家の環境ではLAN接続時とほぼ同程度のスループットが出ています。性能的にはまだまだだいぶ余裕がありそうなので、10Gbpsの回線で試してみたくなる衝動に駆られますw

またWi-Fi 7にはMLOという2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの帯域を同時に利用してデータの送受信をできる機能が入ったので、そちらを利用することで5GHz、6GHzのSSIDを統合できるようになったのもなかなか良いですね。

ちなみにWi-Fiルーターを変えると全デバイス再接続しないといけないから面倒くさそうだなあと思っているあなたへ一つTIPSを。

既存のWi-Fiルーターと同じSSIDとパスワードにすると、そのまま接続できますよ。

なので、どこかで一度識別しやすく、機種変更しても違和感なく使えるSSIDに変えておくのをオススメします。

こういったネットワーク機器って数年で陳腐化してしまいますし、新規格に変わると劇的に環境改善に繋がるので、壊れるまで使うというよりは適宜交換していく運用をオススメ致します。

それでは快適なWi-Fi生活を!

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