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毒親との言い合いで心が疲れる…その怒りの原因と対策とは
どうして毒親との話し合いがこんなに辛いのか?
毒親と話をする中で心が疲れたり
「なんでこんなにイラつくの?」と
感じたことはありませんか?
例えば、母親との何気ない会話のはずが、
最終的に不快感や怒りに
包まれてしまうこと…。
例えば、言い合いの末に、
「私はあなたに感謝しますよ。
でもその代わり
私は我慢しているから、
早死にするけどね」といった
嫌味を言われた瞬間、
胸に沸き上がる怒り。
その怒りがどこから来るのか、
どうしてそんなに強く感じるのか、
きっと考えたことがあるでしょう。
もしくは、なぜいつも会うたびに
イライラしてしまうのかと
不思議に思ってる方もいるでしょう。
この記事を読むことで、
毒親との話し合いで
「なぜこんなにも感情がかき乱されるのか?」
その原因がわかるようになります。
そして、
冷静に対処するためのヒントも
得られるでしょう。
毒親と話すとき私たちは、
感情が暴走しがちですが
それを理解し、
対策を講じることで、
自分自身を守ることができるのです。
ではさっそく見ていきましょう。
なぜ毒親との話し合いにイライラするのか?
例えば、先ほどの例の
”言い合いの末に、母親が放つ
「私はあなたに感謝しますよ。
でもその代わり
私は我慢しているから、
早死にするけどね」というセリフに
腹が立ったとします。
その感情の因数分解をしてみましょう。
1. 罪悪感を抱かせる言葉
まず考えられる理由の一つは、
罪悪感を感じさせられるからです。
たとえば、
「私は我慢しているから早死にするけどね」
といった言葉を聞いたとき、
相手が自分に負担をかけている
というニュアンスを
感じることがあります。
このような発言は、あなたに
「自分のせいで母親(私)が苦しんでいる」
と感じさせるため、
心に大きな負担を与えます。
人は罪悪感を感じたとき、
自分の行動が相手に
どのような影響を与えているのかを考え、
それがネガティブな方向に働くと
怒りや不快感が生じるのです。
この怒りは、
自己防衛の一部として湧き上がる感情で、
罪悪感を跳ね返すための
自然な反応です。
毒親は、巧みに相手(あなた)を
罪悪感で縛ったり、
コントロールしてこようとするのです。
毒親との会話の中で
怒りがこみあげてきた場合
「罪悪感を刺激して、
あなたをコントロールしようとしてないか」を
確認してみてください。
相手があなたを
コントロールしてこようと
していることにきづけば、
相手に支配されることはありません。
2. 感情的な操作と感じる瞬間
次に、感情的な操作と感じることが
原因になることがあります。
「早死にする」といった極端な表現は、
相手に過剰な心配や罪悪感を
植え付けるための手段として
使われることがあります。
こうした発言は、
自分の感情を無視して
相手の言葉に振り回されてしまう
という不公平感を
引き起こすことが多いです。
特に、親子の関係では、
親が自分の意見や感情を
強く押し付けることで、
子供は「感情的に操作されている」と
感じることがあるでしょう。
それが理不尽に感じられ、
怒りが蓄積されるのです。
毒親との話し合いは不可能です。
まずは、ここをきちっと
おさえておきましょう。
3. 責任転嫁に対する反発
また、責任転嫁や自己犠牲のアピールも、
怒りを引き起こす大きな要因です。
「我慢している」という言葉は、
相手に「自分は被害者であり、あなたが加害者だ」
といったメッセージを
伝えることになります。
こうした言葉に対しては、
「自分が悪者にされている」と
感じることが多く、
それに対して反発する気持ちが
生まれるのです。
このような状況では、
相手の言葉があなたを
理不尽に責め立てているように感じるため、
無力感やフラストレーションが募り、
怒りが倍増します。
毒親はいつも自分は正しい。
相手が悪いのスタンスなので
反省も自分を振り返ることも
しません。
毒親以外の誰かが
いつも悪者なのです。
感情を整理するための対策
1. 冷静な自己認識
まずは、
自分の感情を認識することが大切です。
「なぜ自分がこれほどまでに
怒っているのか?」を
考える時間を持つことは、
非常に有効です。
怒りが湧き上がったとき、
まずはその感情に気づき、
それをそのまま受け入れることが、
冷静な対処への第一歩となります。
具体的には、次のような手順を試してみてください。
怒りを感じた瞬間に深呼吸をする
自分の中で「今、私は怒っている」と認める
その怒りがどこから来ているのか、
理由を冷静に探す
2. 感情的な会話を避ける
次に、感情的な会話の場を避けることが重要です。
相手が感情的になっているとき、
すぐに反応するのではなく、
一旦距離を置くことが効果的です。
物理的にその場を離れることで、
お互いの感情が
ヒートアップするのを
防ぐことができます。
3. コミュニケーションの改善
そして、
通常はコミュニケーションの改善が不可欠です。
ですが、
毒親とのコミュニケーションは
不可能だと肝にめいじてください。
毒親にあなたの気持ちや
理論的な会話の趣旨は伝わりません。
相手は毒親という「妖怪」です。
妖怪の世界では
子供であろうと、
話し合いで負けることは
「死」を意味すると思っているのです。
話し合いができるのは
人間界の住民のみなのです。
あなたのイラつきや怒りは
とても分かります。
罪悪感を刺激して
コントロールしてこようとされたんだよね。
理不尽な言いがかりで
どうやっても自分は正しい。あなたが悪いと
あなたを悪者にしてこようと
されたんだよね。
相手の感情を一方的に
押し付けられそうになったんだよね。
毒親との会話は
理不尽な事ばかりで
自分ではどうしようもない感覚に
なってしまって、無力感で
怒りがわいてきたんだよね。
でも
毒親と同じ土俵に立ってはいけないよ。
あなたの(毒)親は
自律神経の異常(不安神経症等)で
人間らしい感情を感じることが
出来ないのです。
(これは戦時中・戦後など
貧しさや、恐怖感・我慢が美徳
・自我を出してはいけないなどの
抑圧された社会的背景が
大きく関係してきます。
それが子供、孫などに継承されていくのです)
毒親は妖怪界に生きていて
妖怪の掟に従って生きているのです。
妖怪の掟を詳しく書いた
コチラも読んでみてください。
↓ ↓ ↓
毒親という妖怪の掟
妖怪(親)は自律神経の異常(不安神経症)のため、
人間らしい感情を感じることができないのです。
そのため、人の気持ちを思いやることができなかったり、
敵か味方か生きるか死ぬかの二極思考だったり、
常に不安、不足、不満に意識が向いているのです。
妖怪はこんな世界に生きているのです。
(中略)
【妖怪の掟5箇条】
1.人を信じてはいけない
2.迷惑をかけてはいけない
3.甘えてはいけない(頼ってはいけない)
4.弱みを見せてはいけない。
5.必死で頑張って勝たなければいけない。
妖怪の掟では「どんなに理不尽でも
どんなにつじつまが合わなくても
自分を正当化し相手に勝たないと
いけないのです。
そんな妖怪界の住民の
毒親に話が通じるわけはないのです。
相手にわからせようと思ったり
理解してもらおうと思うのは
妖怪相手に戦いを挑むようなものなのです。
妖怪とは前提が違うこと
妖怪は理不尽でも命を懸けて
相手に負けられないと
必死になっていることを踏まえ
適度な距離感をもって
対応しましょう。
虎が近づいてきたら
あなたも適度な距離感を保ったり
逃げたりしますよね。
それと同じです。
人間としてみると怒りが出てきますが
前提や生きてる掟が違う世界で
生きているのです。
相手の言葉を「受け取らない」ようにしましょう。
まとめ
母親との話し合いで
怒りがこみ上げてくる理由は、
罪悪感を抱かせられる、
感情的な操作を感じる、
責任転嫁や自己犠牲の
アピールに対する反発、
そしてコミュニケーションの断絶など、
さまざまな要因が絡んでいます。
これらを理解し、
冷静に対処する方法を身につけることで、
感情的な対立を避け、
健全な関係を築くことができます。
総評
あなたの選択が
あなたの未来を
変える第一歩です。
人は気づけば
いつからでも
変われます。
あなただけじゃない。
あなた一人じゃない。
知識は人生の
盾であり矛である。
あなたの歩いた道が
幸せの道で
ありますように。
ではまたっ。