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雨垂日記⑧~いずれ何かの役に立つ?~

こんにちは。こんばんはゴクツブシです。
本日は予定を変更して、イベントの記録です。


Day8 H.C.Rに行ってきました

本日は東京ビッグサイトにて開催している国際福祉機器展に行ってまいりました。
というのも、実は私には重度の障害を持つ兄弟がおりまして、母が福祉団体で活動していたりします。

さて、今回訪れたなかで出色だと思った2展示を記したいと思います。

まずは、トヨタです。
モビリティに力を入れているトヨタでは、段差移動も可能な車いすや医ケア児も移動させやすい車など、様々な人の移動を支えています。
中でも今回、特筆すべきだと思ったのがこちら。

普通自動車で牽引できるモバイルトイレです。
これのどこが特筆すべきかというと、ココです。

上図赤丸部分が折り畳み式ベッド

この折り畳み式ベッドの部分です。
日頃、街中の商業施設などにある多目的トイレでも似たようなものを目にしたことがある方も多いと思います。
あれらは大体、赤ちゃんのおむつ替え用ベッドであることが多く、成人の使用を想定していません。

ですが、当然成人でもそうした介護を必要としている人はいます。
現に我が家でも、出先で取り換えられる場所を探すことが困難です。
現状では父兄私の三人がかりでなんとかしていますが、それぐらい人手が必要な作業です。

ですが、成人も使用できるベッドがあれば一人介助者がいればトイレの介護が可能なのです。
担当者曰く、残すかオミットするか意見が分かれたそうですが残す判断をした人、グッジョブです。

また、このモバイルトイレですが能登震災の被災地でも活躍したそうです。

2つ目はチェーンウェイターです。
こちら、なんと補強工事なしで一般家屋におけるエレベーターなんです。

省スペースかつ、既存の家屋に設置しやすいため、後天的に介護が必要になった人などに需要があると思います。
現在でも老人福祉施設に入れない、なんて問題を耳にすることがあるかと思います。
こうした設備により、一般家屋でも介護がしやすくなれば施設に入れないなんて問題の解決に一役買うかもしれません。
他にも、グループホームの階層縛りを無くすことができたりするかも?

以上が、出色の展示紹介です。

そしてちょっとだけ、ゲーム系の出展紹介です。
TANO TECHさんが福祉ゲームを出展されていました。
リハビリ用ゲームで、利用者に気持ちよくリハビリしてもらえるよう作られているそうです。
ゲーミフィケーション、とは少し違うので福祉ゲームとして紹介いたします。

最後に、ちょっと残念だったことを述べます。
情報処理系の出展が、軒並み管理側のアプリばかりを出展していました。
もちろん、面倒見る側が大変であることは重々承知です。
ただ介護・介助を必要とする人向けの入力機器などを目当てに行った身としては、残念でした。


本日はここまで。
明日は予定があるので、ブレワイ観察記録始まりの台地編の完結は明後日以降となります。

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