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令和のママたちへ—「Neoママ」として新しい価値観を生きよう—

日々の仕事、育児、家事に奮闘するママの皆さま、そしてつわりに耐えながら働き続ける妊婦の皆さま、本当にお疲れさまです。
このnoteでは、そんな皆さんに新しい母親像「Neoママ」を提案します。日本における母親の役割に違和感を感じている同志の皆さまは、ぜひ最後までお読みください。

この記事で伝えたいこと

  • ママたちの生きづらさに対する共感

  • ママたち自身で社会を変えよう!

  • Neoママという新しい価値観


子どもを産んで感じた日本社会の生きづらさ

はじめまして。このnoteはごく普通の30代ワーママ2人で運営しています。私たちは、皆さんと同じように、子育てと仕事を両立する中でさまざまな辛さを感じながらも、子どもの成長を喜び日々楽しく生活しています。

とはいえ、イヤイヤ期を迎えた子どもへの対応や、家庭内での夫の無理解、職場での上司からの圧力など、家庭と社会の板挟みになり辛い時もあります。24時間365日休み無しの母親という仕事に加え、会社での6時間勤務。時短とはいえ1日のうちに自由な時間は殆どありません。「本当にママとしてやっていけるのだろうか」と自信を失いそうになることもあります。

日本では「男女平等」が掲げられていますが、現実は家事や育児の負担に仕事が加わることで、母親たちがますます生きづらくなっただけのようにも思います。また、母親も働いて当たり前という風潮が、子どもたちのために専業主婦になることを選択したママへの批判に繋がってはいないでしょうか。

理想と現実のギャップに苦しむ現代のママたち

さらに、このような現実の中で推奨される感情的に怒らない育児。これもママたちの首を締めているように感じます。ギリギリの状態で頑張っているママたちが、自分自身に”ダメ親”や”毒親”の烙印を押すことに繋がってしまってはいないでしょうか。

感情的に怒らないことが、理想なのは分かっているけれど、現代のママたちには、そんな余裕がないのが現実です。男性と同じ様に社会で働きながら、子どもの学校行事への参加、日々の食事の準備や掃除、宿題のサポート、健康管理、さらには習い事の送迎。家事、育児、仕事と毎日をこなすだけで精一杯で、時間も限られている中で、常に穏やかに対応するのは簡単ではありません。

つい、子どもに怒鳴ってしまい自己嫌悪に陥ったり、このような辛さを理解されないことで孤独感を感じているママも多いのではないでしょうか。現代のママたちに必要なものは時間と心の余裕です。これを作り出すにはどうしたらよいでしょうか。

自分を大切にすることが家族の幸せにつながる

ママたちの時間と心の余裕を作り出すためには、これまでの価値観や習慣を見直すことが重要です。

日本の家庭で長年受け継がれてきた「母親が家族を支えるもの」という価値観。その背後には、母親が家事や育児を一手に引き受け、さらに仕事をこなすという過重な負担が隠れています。
どのような仕事でも新人研修があり徐々に独り立ちをしていくのに、「母親」という仕事には明確な研修や指導がありません。そのため、私たちは自分が育った家庭を基準に、無意識に「普通」を継承し、それが正しいと信じて育児を続けるしかないのです。

この普通を継承することは「母親なんだから我慢して当たり前」と自分を苦しめるだけでなく、子どもたちに深い傷を与えることもあります。過干渉や支配的な態度、過度な期待、感情に任せた躾など、過重な負担とストレスとともに次世代に引き継ぎ、望まない「毒親」二世になってしまう可能性もあります。

これまでの価値観や習慣が、私たちを縛りつけ、無意識に負の連鎖を生んでいます。このような”よくない普通”を次世代に引き継がないために、私たちママに必要なのは、今までの"普通"という価値観を見直すことで、家事や仕事の負担を軽減し、心と時間に余裕を持って子どもと向き合うことです。
ママたちが自分を大切にし、現代に合った基準や知識を身につけることが、負の連鎖を断ち切る第一歩です。

育児に関する新しい知識や方法を取り入れ、家庭の在り方を見直すことで、より健全な環境が整い、自身が理想とする幸せな家庭に近づくことができるのではないでしょうか。

「Neoママ」—現代の価値観にアップデートされた新しいお母さん像

令和を生きる私たちが、子どもにとっても自分にとっても幸せな生き方を実現するためには、無意識に引き継がれてきた価値観を見直し、現代社会に合わせたお母さん像へアップデートすることで、自分たちの価値を高めていくことが必要です。
そこで、現代の価値観に基づいた新しい母親像に「Neoママ」という名前をつけました。
こうした「Neoママ」としての新しい視点を持つことで、ママたちが自ら学び、家庭にとっても社会にとってもより良い未来を築いていけると考えています。

Neoママの3つの定義

  1. 自分も子どもも大切にする:親子の良好な未来を見据えた育児と自己実現の両立
    Neoママは、子どもが大人になったときに信頼し合える良好な関係を築くことを目指し、単に「親」という枠に留まらず、サポートと自己実現を両立させます。子どもの成長に伴走しながらも、自分自身の人生や夢も大切にする。親としての責任と自己成長の喜びをバランスよく享受し、親であることに誇りを持ちながら、子どもにポジティブな影響を与える存在であり続けます。

  2. 家事や仕事は得意なことを中心に、無理なく楽しむ:効率的でストレスの少ない日常の構築
    Neoママは、限られた時間やエネルギーをうまく使い、得意なことや強みを活かして家事や仕事を楽しむことを重視します。最新のテクノロジーや効率化の工夫を取り入れ、日常の負担を軽くし、何かを犠牲にすることなく自分の時間も確保。家族との時間や自分の趣味も大切にできるよう、日々の生活を自分らしく無理なくこなしていきます。無理をせず、自然体で心地よい暮らしを目指すことで、家庭全体が笑顔に満ちた空間になるよう心がけています。

  3. 夫婦はお互いに尊敬し合う関係を築く:男女平等と「ママという仕事」の価値向上
    Neoママは、家庭でのパートナーシップを対等で尊重し合うものと捉えます。単に家事や育児の負担をシェアするだけでなく、お互いが相手の役割を理解し尊重し合う関係を築くことが重要だと考えます。さらに、「ママ」という役割自体に価値を見出し、その尊さを社会全体に認めてもらうことを目指します。母親として家庭で果たす役割に誇りを持ち、また社会でその価値が評価されるよう働きかけることで、家族全員が自信を持って暮らせる基盤を築きます。

このようにして、Neoママは「日本のお母さん像」をアップデートし、新しい価値観のもとで、自分も家族も尊重するライフスタイルを実現します。 

ママのママによるママのための学びの場をつくりたい

そこで私たちは、「Neoママ」としての学びの場を立ち上げて、日本のお母さん像をアップデートすることを目指すことにしました。

この学びの場では、『世の中のママ一人ひとりが先生であり生徒である』という理念のもと、時代に合った知識やスキルを学ぶことで各家庭が抱える問題を顕在化して解決策を見つけていきます。

子育ての専門家からの意見も重要ですが、日々の現場で24時間365日子育てに奮闘している私たちママしか知り得ないノウハウがあります。この貴重な経験を持つ私たちだからこそ、ママ同士が手を取り合い、お互いの価値を高め合うことができるのです。

人生や子育てに唯一の正解はありませんが、私たちは忙しいママたちにとって必要な判断基準や考え方をシェアし、支え合い、ママたちの力で家庭の価値観を向上させるための場所としてこのNoteを作り上げていきたいと思います。

も専業主婦も関係なく、すべてのママが協力して、負の連鎖を断ち切り、次世代へと希望を繋ぐために、共に一歩を踏み出しましょう。
共感していただけた方は、ぜひNeoママ大学の学校説明会にお越しください!

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