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【家庭のCEO養成プログラム】第6回:業務整理の第一歩 - あなたの「業務一覧」を作ろう
はじめに:家族で家事を「シェア」する仕組みを整えよう
皆さんはもし1日に1時間だけ自由な時間ができたら、何に使いたいですか?「もっと睡眠をとりたい」「カフェでゆっくり過ごしたい」「習い事やスキルアップに挑戦したい」ーそんな理想のイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。
この後半の内容は、家事や育児の現状に満足している方には読み飛ばしていただいても問題ありません。しかし、「仕事もしているのに、家事も全て自分がやらないといけないなんて…」「この大変さをパパにわかってほしい」と感じているママにとっては、きっと役立つ内容になるはずです。
家庭のCEOとして最も重要な仕事は、家族全員の幸せを考えること。でも、ここで忘れてはいけないのが、その「全員」の中にママ自身も含まれるということです。ママに余裕がなければ、家族に与えられる愛情や時間も自然と限られてしまうのです。
忙しい毎日を乗り越えるためには、ママの心の余裕を作ることが不可欠です。そのためには、家事や育児をすべて一人で抱え込むのではなく、家族で「シェア」する仕組みを整えることが大切です。家事を手伝ってもらうことは子どもの自立心を育む良い機会にもなりますし、家族全員が協力することで、家庭そのものがより良い形に進化します。
この回では、ママの自由時間を生み出す第一歩として”家庭の業務一覧”を作ることを提案します。
第6回テーマ:業務整理の第一歩 - あなたの「業務一覧」を作ろう
今回のテーマは、家庭運営をより効率的かつ公平にするための「業務整理の第一歩」として、あなたの「業務一覧」を作成することです。このプロセスには、次の2つの大きな目的があります。
業務の無駄を発見し、効率化の手段を見つける
業務分担の偏りを可視化し、分担を見直すきっかけを作る
特に家事分担に関する不満の多くは、ママが「名もなき家事」を抱え込みがちな状況に起因しています。この「名もなき家事」とは、ゴミ袋を掛け替える、日用品を買い足す、子どものトイトレサポートなど、目に見えにくい小さなタスクの積み重ねのことです。こうした作業をリスト化し、整理することで、次のような効果が期待できます。
誰が何を担っているのかが明確になる
効率化の余地が見えてくる
家族全員で協力しやすい環境が整う
業務一覧を作ることが正直面倒に感じた人もいるかもしれません。日頃ママが抱えているモヤモヤの原因と業務管理のメリットについても解説するので、判断の材料にしてみてください。
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