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【未来を創る子育てプログラム】第4回:義務教育では補えない生活力の養い方

はじめに:家庭で育む生活力の重要性

私たちの家庭には、子どもたちに大切な生活力を身につけさせるという、計り知れない役割があります。第二回の内容では、親の果たすべき4つの重要な役割についてご紹介しました。

1. 身体的・情緒的なサポート
2. 社会的な成長をサポート
3. 教育への関与
4. 自立心の育成

この4つの役割は、すべて生活力と深く結びついています。Neoママ大学が掲げる「子どもが自分らしい人生を歩み、自分のやりたいことを見つけ、人生を心から楽しむ」という願いとも、大きく関連しています。
しかし、残念ながら義務教育の枠組みの中では、生活力についてはほとんど触れられていません。このため、家庭での教育が「当たり前」とされることが多いですが、実際には家庭ごとの価値観によって大きく影響される部分でもあります。

たとえば、お小遣い制度を導入すべきか、必要なときだけお金を渡すべきか、悩むことはありませんか?この回では、家庭ごとの"普通"が継承されがちな「生活力」について、時代背景などを考慮しながら、どのように基準を設けていくかを一緒に考えていきたいと思います。
家庭の中での生活力の育成は、未来を担う子どもたちにとって、より良い人生を切り開くための鍵となります。

第4回テーマ:義務教育では補えない生活力の養い方

今回は、お金の管理や時間管理、社会で求められるマナーなど、子どもたちが社会に出るために必要な力を育てるための具体的な方法をご紹介します。今回の目的はできていないことを責めることではなく、家庭で教えるべきことについて新しい気づきを与えることです。

第2回の内容、「親の果たすべき4つの重要な役割」をもとにして、家庭で教えるべき生活力を網羅的に解説していきます。完璧を求めずに重要だと思うものをぜひ生活の中に取り入れてみてください。

年齢別の具体的なアプローチについては年齢別子育ての教科書に掲載します。2025年2月に公開予定なのでぜひこちらも合わせてお読みください。


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