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#43&44 neo acoustic pavilion podcast/ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.7/6&13 🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 洞澤徹(ほらさわ とおる)さん(The Bookmarcs)音楽活動編🔔今週のブルレコメンド The Paselines / Always Sleepy、Zamyr/Want Me to Go
第43&44回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>
第43&44回放送内容
🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 洞澤徹(ほらさわ とおる)さん(The Bookmarcs)音楽活動編
・manamana 「赤い花」
🔔今週のブルレコメンド The Paselines / Always Sleepy、Zamyr/Want Me to Go
ネオアコパビリオンポッドキャスト始まります!
みなさん、いかがお過ごしですか?
ネオアコパビリオンの木村孝之です、中村慶です、テキーラ久保田です。
いつものように海の見えない等々力のスタジオから、ネオアコパビリオンポッドキャストをお送りします。
さて、本日の思い出のサニートーク ネオアコの輪、ザ・ブックマークスの
洞澤徹さんをお迎えしてお送りいたします。
どうぞゆっくりお楽しみください。
思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト 洞澤徹(ほらさわ とおる)さん(The Bookmarcs)音楽活動編
ウィキペディア(Wikipedia)より
洞澤 徹(ほらさわ とおる、Toru Horasawa、1971年(昭和46年)6月29日 - )は、日本の作曲家。東京都出身。
人物
2002年頃からフリーで音楽制作を始める。 ゲーム音楽、放送音楽からJPOP まで幅広く音楽を手がける。アコースティックギターを軸にしたオーガニックな曲作りを得意とする。
明治大学を卒業後、mana manaというフォーキーかつボッサな女性ボーカルユニットで作曲、ギターを担当。
http://smallbirdrecords.com/manamana/
2006年発売のphiliarecordsのコンピレーションアルバム『EasyLiving Vol.1』に「たとえば」という曲で参加。
2012年、男性二人組ユニット「The Bookmarcs」を結成。
http://www.cheerup777.com/bookmarcs2017.html
また個人としてはギタリストとしてスーツケースローズ、ダリヤ等に参加。
音楽制作では日本テレビの朝のニュース番組「oha!4」の音楽を作曲、アーティストへの楽曲提供も行う傍ら、ドラマCD、ゲーム音楽、ゲーム主題歌の作編曲を精力的に行う。
主に70’の洋楽邦楽が大好きである。
映画の音楽担当としては珍しく、2018年7月13日に、映画「一人の息子」の音楽担当として、映画上映後の舞台で、谷健二監督とトークショーを行う。
作品経歴
パク・ヨンハ「覚めない夢」作曲
家庭教師ヒットマンリボーン クローム髑髏「涙の温度」作編曲
日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」テーマほかBGM作曲
舞台「滝沢革命2010」BGM一部作曲
滝沢秀明ソロコンサート一部アレンジ
Hey! Say! Jump ライブBGM一部作曲
Hey! Say! Jump「百花繚乱」作(共作)・編曲 (ジャニーズワールド)
KinKi Kids コンサート オーヴァーチュア(共同編曲)
A.B.C-Z 2013 Twinkle×2 Star Tour 代々木第一体育館コンサート Overture 作曲・編曲
関西ジャニーズJr 舞台「Another」BGM 1曲作曲
たなかりか「Halfmoon Afternoon」(アルバム「Japanese Songbook」ポニーキャニオン 収録)「Happiness in life」「My Melody」(積和不動産中部CM)作曲
真・三國無双7 キャラクターソング集「蜀」収録「HeartBeat」歌:関興(CV:島﨑信長) 作曲・編曲
乃木坂46 コンサートBGM一部 2015年
映画音楽
映画「風切羽」音楽(2013年公開、小澤雅人監督) 全州国際映画祭(韓国)インターナショナル・コンペティション部門・作品賞(Best Picture Prize)受賞
映画「奴隷区」一部音楽(2014年公開、佐藤佐吉監督)
映画「さとるだよ」(2015年)(監督:谷健二 出演:黒羽麻璃央、杉江大志、土井一海、荒牧慶彦、小篠恵奈、岡本あずさ、Bro.TOM)
映画「U-31」[3] - (監督:谷健二 出演:馬場良馬、中村優一、谷村美月、勝村政信、大杉漣、根本正勝、中村誠治郎、岩永洋昭、高崎翔太、富山えり子、平畠啓史)
【沖縄国際映画祭にて上映】2016年4月23日
映画「一人の息子」[4] - (監督:谷健二 出演:馬場良馬、玉城裕規、水崎綾女、篠原篤、根本正勝、関口アナム、高崎翔太、三城千咲、森本のぶ 、三坂知絵子、弓削智久、竹下景子)
【高崎映画祭にて上映】2018年4月7日
受賞
2005年「キーボード・マガジン主催アレンジ・コンテスト」にて優秀賞受賞。
洞澤徹 (@toru_manamana)
洞澤徹 (toru.horasawa)
(中村)ブルーベリーの中村と申します。今日は音楽家としての質問をいくつかさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
(洞澤さん)よろしくお願いします。
(中村)洞澤さんのの活動を時系列でお願いいたします。
(洞澤さん)はい、時系列というか、本格的にやりだしたのが
まだ30歳くらいからかな、マナっていう最初女性ボーカルユニットを組んで、ある作曲家さんがプロデュースを目論んで、そこで活動し始めて、それも長くは続かなかったんですけど、2代目女性ボーカリストでマナを組んで
、またしばらく活動して、3代目にまた女性のボーカリストが入ってくるんですけど、その時にマナマナっていう名前で、マナじゃなくてマナマナっていう響きにして、それで結構マナマナはかなり長く活動してましたけどね、
それで女性ボーカリばっかりやってたんですけど、男性ボーカルの曲を書きたいなと思って、2011年に近藤健太郎君をお誘いして、活動し始めた感じですね、今に至るという感じです。
(中村)ちなみに、マナからマナマナになったってことなんですけど、マナって女性のお名前ではない?
(洞澤さん)マナはその人が好きな言葉だった、マナって魂みたいな、そういう意味で、ハワイとかあっちの方でそこからとったっぽいですね。相談しながら決めたんでね。
(中村)好きな人の名前ではなく。。
(洞澤さん)そういう意味ではない。女性の名前のマナではないです。それはそうではないですね。並行してずっと作曲家として、仕事は30くらいからやり始めて、アレンジと作曲をやってますけどね。
(木村)30くらいから始めたんですか!
(洞澤さん)そうですね。3年間サラリーマンやってたので。その時は趣味程度には作曲してましたけど。
(中村)特に発表もなく。
(洞澤さん)全くないです。
(中村)近藤さんとはどういった感じで出会ったんですか?
(洞澤さん)近藤健太郎君はね、なんかのライブの打ち上げ会場で、一人で弾き語りをやっていまして、確かアクロス・ザ・ユニバースかなビートルズの、それがすごく良かったんですよ、おーと思ってこの声はピンときて、そこをちょっと声をかけたというか、そこからまたちょっと時間を置くんですけど、実際に活動を開始したのは。
(中村)でもそこで知り合って、少しずつ話をして。
(洞澤さん)一番最初に知り合ったのが、彼が運営してるフィリアRecordsのオムニバスにマナマナが入れてもらって、ちょっと会食はしたんですけど、その時は全然ブックマークスの話とかもしなくて、かなり時間経ってからですかね。タイミングがあったんですよね。
(中村)運営の出会いですね。
(テキーラ)打ち上げが重要なんだよ。今日も行こう!
(洞澤さん)なんかが始まったりする、そこから生まれることはよくありますね。だからそういう会には行くようにしてます、好きなだけですけど、お酒が。
(木村)ブックマークスっていう名前は洞澤さんが考えたんですか?
(洞澤さん)どうだったっけな、2人でなんかいろいろ出し合って、近藤くんが最終的になんかそのしおり、人の心にしおりとして記憶に留まるような
グループになりたいねみたいなことを言ったと思います、それでそのままブックマークだとやっぱり検索で引っかかったってなっちゃう、埋もれちゃうから、これちょっとCにしようかみたいな、そんな話をした記憶がありますね。
(木村)いやらしいんですね、逸話が。
(洞澤さん)なんか木村さんが言うと違う方向に。
(中村)では、演奏される楽器はギター以外で、あとはどういった楽器を?
(洞澤さん)そうですね。作曲する時はピアノでキーボードですか、ピアノというよりはキーボードで、そんなにライブで弾けるほどは弾けないんですけど毎日触ってますね。あとはトランペット、今はちょっと弾いてないですけど、しばらくトランペットをやっていて、録音でブックマークスの曲に入れたりとかはしてますよ。生で宅録でマイクで録ってトランペットを入れたりとかはしてましたね。
(中村)ベースって言ってましたもんね。
(洞澤さん)元々はベースなんですけど、逆にあんまり弾かなくなっちゃって、最近またベース弾き始めましたけど。あと最近はもうあの三線ってあるじゃないですか沖縄の、買ったばっかりなんですけど。
(木村)三線ずっとやってたんですよ。ギターと全然違いますよね。三線ユニットできるじゃないですか。
(洞澤さん)やりましょうよ。音が好きですね。三線の音が。
(中村)ちなみに、ボーカルとかは今近藤さん歌ってますけど、今後なんか自分で歌いたいとか。
(洞澤さん)いや、歌はやっぱりやめときましょうって話になりますね、自分判断でね。デモは録らないと、なんか伝わらない部分があるので、それはやるけど、表に出すような感じなものは多分コラージュ的な使い方はするかもしれないです、コーラスだけとかちょっと切り張りして、ボイス的な組み立てはあるかなっていう気もするんですけど、歌はちょっとね。
(中村)前にこうドンと出て。
(洞澤さん)嫌ですね。自分で歌うのは嫌ですね、嫌というかまぁちょっとそこは違う感じで、歌ってもらうのが好きですね。
(木村)コーラスでも入れてなかったですか。
(洞澤さん)入れてることもあります。コーラスはねそんなに前に出さないので、ピッチも好きにできるし。
(中村)YouTube、Natural Sonic、バズってますが、あれは始めたきっかけは。
(洞澤さん)あれはですね、最初にインスタグラムの方にちょっとギタリストが友達が遊びに来て、セッションしたんですよ。なんかちょっと残そうよって言って、2人でジャムセッションしたのを、映像をつけてインスタかなんかにショート動画みたいな感じであげたら、別の友達が見てくれてて、これYouTubeやったらいいじゃんって言われたんですよ。そういうもんかと思って、それでYouTubeに短くアップしたんですけど、短いとなかなか回転数上がんなくて、ちょっとそこから勉強し始めて研究して、やっぱ長尺なんだ、何曲も一つの動画に上げてやった方が聴きやすいんだっていうようなことが分かって、そこからどんどんどんどん尺伸ばして、それから聴かれるようになりましたね。今3万人の登録者が超えたんですけど。
(テキーラ)すごいですね。
(洞澤さん)結構聴いてくれてて嬉しいですね。
(木村)僕毎日聴いてます。
(洞澤さん)本当ですか!
(木村)毎日流してますよ。
(洞澤さん)ありがとうございます。
(木村)アップ率が高いですよね頻度が。
(洞澤さん)そうそう、結構朝の時間帯に僕は録音しちゃうんですけど、9時くらいから普通の仕事やれるように。
(木村)音がいいんですよね。ひたすらずっと弾いてるんですか?
(洞澤さん)そうですね。朝6時くらいに起きて、朝ご飯食べる前にいくらか録っちゃって、3日4日に1本のペースでアップしてるんですけど。
(中村)コンスタントにあげてた方がいいんですか?
(洞澤さん)コンスタントに上げないと落ちてきちゃう感じがしますね。
(テキーラ)僕たちも毎週アップしてるじゃん。
(木村)のびてます?
(テキーラ)のびてる。
(洞澤さん)コメントもたくさんいただいて、やっぱり嬉しいコメントばかりなので、それを読みながら今日も頑張ろうっていう感じ。家事がはかどりましたとか、勉強がはかどりましたとかね、何かをやりながら流してる人がほとんどなので、そういう目的で作ってますし、こんな音楽の制作のやり方というか、落としどころがあるんだっていう発見ですよね。
(中村)昔はあんまり考えられないですね、ネットが普及する前だと考えられない、イメージとしてはどうなんだろうみたいに思っちゃうけど。
(洞澤さん)面白いですね。
(木村)作曲もなさってるじゃないですか、曲とBGM的な、これも作曲といえば作曲ではあるんだけども、単体の曲とはまた違う。
(洞澤さん)全然違いますねやっぱり。
(木村)でもBGMの方が正直、やっぱり聴かれる、というジレンマは?
(洞澤さん)ジレンマありますよ。
(木村)世の中、CDも曲も売れない、けども心地よいBGMっていうのは何万人、何十万人が聴いたりするというのは、曲とは何ぞや、という。
(洞澤さん)そうですね。複雑ですよね。結構時間かけて労力使って、これでもかっていうアレンジをして世に出したとしても、全くまわらないっていうこともあるし、BGMは1曲は僕10分くらいダビングして10分かかんないくらいでやってるんですけど、そっちが80万再生とかなると、あれ何だったんだろうという気はしますよね。その音楽の聞き方って人それぞれだし、聴く層もバラバラだし、どこに向かって投げるのかで全然違うっていう面白さもありますけどね。
(木村)もうYouTuberって呼んでもいいんですよね?
(洞澤さん)YouTuberですはい、嘘です嘘です。
(木村)再生数が普通じゃないです。
(洞澤さん)自分でも驚きました。こんなに聴かれることないので、自分で作ったり演奏したりするのが、今全体で何百万再生とかになってるんですけど、なかなかないので。
(木村)顔だしNGですか?
(洞澤さん)顔は出さないですね、YouTubeに関してはね。そういういわゆるYouTuberではないですから。
(木村)でも、noteには写真載りますので、よろしくお願いしますこの番組は。
(木村)そんな話で、いわゆる作曲方法ってどんな風な過程で作られてるんですか。
(洞澤さん)これは歌物とBGMと、それから劇番系、テレビのオープニングテーマとかそれぞれかわっていくんですね、僕の場合は、歌はもうサビからだいたい、サビのメロディを作って、Aメロ、Bメロの肉付けをしていくっていうスタイルは多いですね。例えば、Aとサビを作って、その間のBでどうやってサビを持っていくか、盛り上げるためのBどうするかっていう歌物の感じだとそういう作り方で、BGMは本当にコードをある程度繰り返し中で上物のメロディだけアドリブでどんどんかえていくっていう感じで、こっちはもう何も考えずに弾いてどんどん弾けるタイプの作曲方法ですけど、その方法だとやっぱりコンペとか歌物には全く通用しないので、それはもうBGMならではの方法ですよね。テレビ関係のテーマとか、ああいうものは入り口勝負みたいなところがあるので、いかにインパクトのある最初の何秒かの音色とかメロディのいき方を考えて、その流れを落とさないように後ろを作るっていうような感じですかね。
(木村)普通の歌物の曲とかはアイデアが出るっていうよりか、もうサビでアイデアを出すっていう感じですか、浮かんできたから作るんじゃなくて。
(洞澤さん)浮かんできたからじゃなくて、無理やりひねり出すっていう。仕事とするとそうなっちゃいますよね、おりてきたら締め切りがあるので
それは間に合わないっていう感じですよね。
(木村)それで作れるのが。
(洞澤さん)でも最近はその作り方はちょっと一昔前というか、歌謡曲的なアイデアの出し方なので、サウンド面でリズムとかベースラインを自分が乗れるようなクオリティまで持ってってから上物考えていくっていうやり方も結構多いですけどね。
(木村)それが結構今のスタイル。
(洞澤さん)そうですね。やっぱり最初の段階で音色がしょぼいとのってこないから、のらないんですよね。結構やっぱりいい音で最初からやんないとっていう感じはなってきてるかな。
(木村)行き詰まることはないって感じですか?
(洞澤さん)いや、行き詰まるのしょっちゅう、しょっちゅうですよ。5分ごとに行き詰まるみたいな感じですよね。
(木村)でも行き詰まったら何かするとかって。
(洞澤さん)一回ちょっと離れたりとか、水飲んだりとか、ちょっと一回外出てみようかぐらいな感じで、また戻ってきてしばらくまた5分10分アウトプットできるんで、行き詰まったらまた横になろうかなとか、ブレークを入れつつ。
(木村)小休止ぐらいで済むっていう。
(洞澤さん)時間がないので。
(木村)旅に出てる時間はないですもんね。
(洞澤さん)ないんですよね。1,2分ちょっとなんかね違うとこに頭を持ってくっていうか、そういう感じの繰り返しですね。
(木村)すごいですね。
(洞澤さん)締め切りが怖いですね。できなかったらどうしようっていう感じが一番怖い。
(木村)許されないですもんね。
(洞澤さん)許されないです。
洞澤さんのオレアコはBen WattのNorth Marine Drive
理由・・
ネオワコなのかって。これから派生してるところはもちろんあると思うんですけど影響をただの影響を与えた、やっぱりギターバッキング、ギターパターンですよね、そこにすごくやっぱりこんなギターの弾き方あるんだっていうところで衝撃を受けたので、なんかちょっとやっぱり今のスタイルの原点的なところはありますね、あのアルバム自なのでもうそこを選ぶしかないんじゃないかと。
manamana 「赤い花」
今週のブルレコメンド The Paselines / Always Sleepy
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Orwell / the paselines - split ep series vol.5.[blue-very label]6trks.Cassette 1,500円+税
artist : Orwell (オーウェル) / the paselines (ザ・パセリンズ)
title : split ep series vol.5 (スプリットEPシリーズ VOL.5)
label : *blue-very label* (*ブルーベリーレーベル*)
cat no: blvd-038
format : cassette tape + digital download code
relase : 2023/07/09
price : 1,500円+税
track list
A1,Now That You Are The Night
A2,Sans le savoir (piano version)
A3,Unless (The Pale Fountains Cover)
B1, Always Sleepy
B2, Walk in the life
B3, Jesus Wants Me For A Sunbeam (The Vaselines Cover)
レーベル定番シリーズ split ep series第5弾はフランス Orwell (オーウェル)と、レーベル発足コンピ "blue-very pavilion"の冒頭を飾っていたthe paselines (ザ・パセリンズ)の組み合わせ!!
オーウェルはフランス・ナンシー出身Jérôme Didelot (ジェローム・ディドゥロ)によるフレンチポップバンド。90年代から活動していて過去にQuinceから国内盤もリリースされていた。そんな事もあり当時からインディーポップ好きに人気を博している。また同郷のFugu、Tahiti 80、インドネシアのWhite Shoes And The Couple CompanyやカナダのHeavy Blinkersなどなど数々コラボレーションを持つ実力派でもある!!近年は別ユニットSon Parapluieにて、元Belle And Sebastianの女性シンガーIsobell Campbellや日本のシンガソングライターSugar Meともコラボレーションして話題となっていた。彼の持ち味はソフティケイトされた歌声とソフト・ロック・テイストなサウンドで、例えばギルバート・オサリバン辺りにも通じるメロディ・メーカーである。
一方のザ・パセリンズは2018年に某新年会で突然結成されたバンド。Cat Flowersと云うバンドで活動していたナカムラ・ナックル・タカシを軸に、Three Berry Icecream (元ブリッジ) イケミズマユミ。名古屋のレーベルGalaxy Trainよりリリースされている事で知られたDronjo Kept By 4の紅一点チハル・ミズカミ。更にナカムラ・マユ、及川雅仁が加わり5人編成バンド。今まで単独のリリースはなく弊レーベルのコンピ収録のみ。バンド名から想像もつくがエディンバラC86系の名バンドThe Vaselinesに憧憬をもっている。
Orwell … A-1は書き下ろしの新曲。A-2は2005年リリースのサード・アルバム “L’Archipel”に収録されていた楽曲のピアノ・バージョン。A-3はご存知The Pale Fountainsネオアコ名作中の名作 “Pacific Street”に収録されていた “Unless” をアンニュイで情緒溢れるメロウなカバー。
the paselines … B-1,B-2は全くの新曲。B-1は女性メンバー3人という強み、ボーカル&コーラスの重ねが綺麗なインディーポップ。B-2はリーダーであるナックルがメインを務め、ジャパニーズ・ネオアコと云える素晴らしいナンバー。またB-3は前述の通り憧憬バンドThe Vaselinesカバー!! C86愛を存分に味わえ本家とは一味も二味も違う解釈がまた素晴らしい。作者ユージン・ケリー(ザ・ヴァセリンズ)に直接交渉しカバーさせて貰った。
ミックスは各々が行い、マスタリングはsmall garden小園氏、アートワークはAsuka Iwabuchi、フロントの写真はdavis k.clainとレーベル鉄板トライアルなスタッフ陣が今回も手腕を発揮してくれてます。
今週のブルレコメンド Zamyr/Want Me to Go
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Zamyr - Golden Days[*blue-very label*]7trks.cassette +α /numbering
Artist : Zamyr
Album Title : Golden Days
Label : *blue-very label* série d'essai
Cat No : blvd-039
Format : cassette tape + digital download
Included : download code ,limited liner notes. numbering
Relase Date : 2023/05/27
Price : 1,200 yen+tax
side-A
1. Want Me to Go
2. Adiós
3. Golden Days
4. Aunque Tu
side-B
1. Swing Lynn
2. La Ciudad
3. See U Next Summer
中米はニカラグア出身の新人アーティストZamyr。今年2月に配信リリースしたデビューアルバム"Golden Days"を*blue-very label*のブランチ企画*よりフィジカル・リリース。現在17歳でバリバリ在学中、好きが高じ数曲のシングルをデジタル配信し、待望の7曲入りのアルバムをリリース。
バント形態ではないので全てを自身で作り上げたソロプロジェクト。南米はニカラグアといえば自然豊かな国で、彼曰く家から海が直ぐだとか。そんなロケーションから紡ぎ出されたサウンドは前述通り楽園の中にサウダージを感じさせ、その感傷的な部分と若さ故の溌溂とした初期衝動感が同居するような感触に感動を受け、直ぐに契約した。学業の合間とはいえ今後の活動にも大いに期待したい。
アートワークはZamyr本人による写真を元にAsuka Iwabuchiがパッケージングにフィットしたナイスなデザインに落とし込んだ。ナンバリング入り。カセットテープにデジタル・ダウンロード・コード + (初回限定のみ)ライナーノーツが付属する。
ライブイベントのお知らせ
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neo acoustic pavilion vol.31
2023.7.23 sun @高円寺JIROKICHI
door 2500yen+1drink
13:00 Open
Act
Snow Sheep
Cycling In Marmalade
The Laundries
DJ tarai(play only cassette)
チケット予約はDMにて承っています!
neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日 配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪
Twitterメッセージはこちら↓
@neoacopavilion
協賛は、DISQUES BLUE-VERY