私はこうしてライターから葬儀司会者になった。
都会すぎず田舎すぎない、そんな街で、フリーランスで観光・物産関連をメインにした媒体の編集、取材、ライティング、撮影などをしてきました。
20年ほどの取材歴の中で「人」をテーマにした文章を書いたり、写真を撮ることが、1番しっくりくる自分に気付きました。
ふと周りを見ると、同じ時代を生きている人が、老若男女なんとたくさんいることか。
この中で、このまま取材活動を続けて自分が接点を持てるのは、企画が通り、人選にクライアントのOKが出た、ほんの一握りの人生だけ。
手に職があり、死ぬまで好きなことをやり通した人も
会社員として、毎日真面目に同じところに出勤し、定年までコツコツ勤め上げた人も
そんな会社員の夫を支え、子育てに明け暮れたお料理上手な専業主婦の人も
泥だらけになって畑を耕したり、潮風の中で魚の網を引いてきた人も
子どものころの夢を叶えた人も
夢破れても、別の道を見つけて幸せを追求した人も
みんな、みんな、きっと懸命に生きているし、かっこいい。
みんな、みんな、カッコ悪い一面もあるし、面白いところもある。
そんな「人」を表現する仕事として、ほぼ毎日、違う人生に触れ、文章を書き、自分で読み上げまでできる、葬儀司会者になることを選びました。
日々の仕事で感じたことは(もちろん差し支えない範囲で)Twitterに、ある程度まとまった考えや、私なりの仕事の進め方、また架空のプロフィール設定での葬儀ナレーションサンプルなどはこちらnoteに残して、どこかの誰かのお役に立てればと思っています。
結構追われ気味な毎日なので(笑)、ボチボチになると思いますが、私の存在に気づいてしまった皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
初回、ダラダラと失礼いたしました。次からはもう少しまとまった内容で投稿するつもりです。
年輪企画室 室長兼現場作業員
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