核兵器も戦争も要らない

「時は止まったまま」
広島の原爆ドーム、資料館に初めて行ってきた。少し心苦しいから行くのに抵抗があったけど、実際に見て感じたかった。

原爆ドームまでの行き道で既に泣きそうになっていた。近づくにつれ何か言葉に出来ない感情が溢れてきて、足取りは重かった。

沢山の外国人や観光客が来ていた。

原爆ドームに到着し、その前で僕は立ち尽くしてしまった。周りを見渡すとそこに居る人達も同じ様に立ち尽くしていた。

1945年8月6日から"時が止まったまま"の建物は僕達に何かを訴えかけていた。

追悼の気持ちや平和に対しての願い、感謝の気持ちが込み上げて気付けば僕は手を合わせていた。

「平和とは」
資料館は原爆投下当時の写真や映像、様々な物が当時のまま展示されていた。本当に衝撃的だった。

心の底から平和について考えさせられたし、今の時代に生きている事に改めて感謝の気持ちが湧いて涙が出てきた。時間を忘れて集中してた2時間だった。

本当に核兵器も戦争も要らない。
誰かを傷付ければ、のちに必ず自分に返ってくる。

戦争の時代に生きていた人達は、きっと戦うしか手段がなかったんだろう。本当は戦いなどない方が幸せに決まってる。歴史を振り返り沢山の人達が悩み苦しみ、命を懸けて戦った。僕らもその時代に生まれていれば戦争に行かなければならなかったのだろう。

僕達は本当に平和で幸せな時代に生まれたと思う。でも今も戦争をしている国もある。それには必ず原因があるのだろう。


「発信する事の大切さ」
こうして歴史に実際に触れてみたから生まれた感情がある。気付けた事がある。これを読んでくれたあなたも、是非自分が触れて感じた事を誰かに伝えて欲しい。

一人一人が平和を願い、手を取り合い共に幸せになれる事を心から願う。