004 基礎単語を覚えたい
基礎単語を習得するにも、やはり書いて読んで覚える以外に近道はない。とにかく今は注音を伴って書くことを癖にしていく。頭の中に点在している記憶や知識を少しずつつなぎ合わせていくことをコツコツやるという話。
これまで日本人向けの華語に関する単語集の類がなかった。それが2021年になって新たに登場した。タイミングが良い。
11月末には続編も発売予定とのこと。
内容構成はシンプルである。単語、意味、例文。例文の音声はダウンロードして聞くこともできるし、この音声はスピードを変えて聴くこともできるのでこれがなかなか重宝する。しかし、せっかくなのでこれを自分なりに「活かす」工夫をしてみる。
① 音読ノート
コクヨキャンパスノートの右ページに1行おきに例文を書き写す。ページをめくって左ページにもう1度同じ例文を書き写す。その際に各例文の下の空白の行に注音を振っていく。知っているところは省略。これを日々繰り返しつつ、過去のページを見返しながら随時音読。
単語集は例文に沿って注音が振ってあるので「注音なし」の状態で読めるようにしたいと思ったのと、書く量を少しでも増やしたい。これで少なくとも同じ例文を2回書くことになる。単語の意味もこの際に覚えてしまう。
② 國語作業簿
せっかくの國語作業簿なのでここにも1回書いておく。マスの大きさが初心者には適切で、注音を含めきれいで丁寧な字を書くことができる。きれいに書ければ、書くこと自体が気持ちよくなってくる。印象にも残りやすい。これが狙い。
というように、本来の使用法+αで頭の中に単語と例文の波を起こし続ける。相変わらず文法に手を付けていないが、急ぐことなかれとひたすら思っているので気にしていない。4か月くらいで1冊分終わる想定で進める。