波立つ海原で
頑張っているとき
特に何かを変えようとするとき
面白いくらいに、それを阻もうとするかのように色んなことが起きることがある。
それは、病気や事故、環境の変化などの事象だったり、自分に対する、他人の行動だったり、様々に形を変えて襲ってくる。
船が進めば、波がたつ。
進んでいるからこそ、当然のように。
自分の行く道を阻むような出来事があったら、それは【止まれ】なのか【進め】なのかを考えるチャンスなんだと思う。
私は基本、進め、のみですが(笑)
自分は動いていなくても、風があれば波がたつし、自分が動いたら尚更なにがしかの波がたつもの。
自分の【人生】という小さな船をコントロールする術を知らないと、小さな波にも右往左往するし、大きな波が来たり、風がたつといたずらに舵を切ってしまって逆に遭難しそうになる。
知らない、ってオソロシイ。
それはそれでサバイバルなやり方で、運良く生還できるのかもしれない。でも、運だけに自分の人生を任せられるほど、自分の運に自信があるわけでもない…。
万一転覆しても救助されて(ここが既に他力本願)運良く生還できたとして、まだ生きているとしたら、私はどうするだろう?
海に出るのが怖くなるかな?
多分、そうではなくて、少しばかり賢くなって、少しばかり頑丈に作り直した船で【世の中】という大海原に、また懲りもせず漕ぎ出すだろう。
行きたいところがあるから。
そこに何があるのか
やりたいことがあるのか
会いたいひとがいるのか
見たい景色があるのか
そこに辿り着くこと
そのものが目的なのか
それは、その時によって様々だ。
波や風に一喜一憂せず、遭難しそうになっても、賢くなった自分なら、生き残る術を身に付けてるはず。
賢くなりたい。
今はとにかく、賢くなりたい。