過去の事故、こんなんでも生きてる。
先ほど、元SMAPの森且行さんの
事故からの復帰の軌跡をテレビで見たところです。
私も過去、事故で死にかかったことがあったことを思い出しました。
20年くらい前の話。
生きるか死ぬかの状態から
極太のボルトを膝下に6本ずつ
フランケンシュタインの様に外から中に刺さった形で固定されて
その状態で、リハビリしながら5ヶ月ほど入院。
手術後、転院してさらに1ヶ月入院。
その後は通院に切り替わり、3ヶ月ほどリハビリした頃に『これ以上良くならない』と主治医に言われ、リハビリ終了。
そこから3ヶ月くらいで就活。
契約社員になった先には輪っか付きの杖を持って、びっこひきながら通勤した。
そのうち一念発起して、もっと綺麗に歩ける様にありたいと
元の入院先の病院でリハビリ再開。
半年ほどで杖軽量化+そこそこ綺麗に歩ける様に。
嬉しかったのは、血流が良くなったのからむくみが軽減され
履ける靴が増えたこと。
あと、そのさらに半年後くらいに生理が戻ったこと。
そこから靴の勉強をしてみたり
行動範囲を広げるために車の免許を取ったり
一人暮らしもできるようになって
北は北海道稚内から、南は鹿児島奄美大島まで
一人旅を楽しめる様にもなった。
これが、退院から10年くらいの出来事。
事故る前の10年くらいは長いいじめから鬱、
生きることに絶望していた時期も長かった。
過食症にもなったけど、家族は知らなかったと思う。
吐口にイラストを描く様になって
パソコンを使い始めて、
今の仕事の軸となった、職業訓練校でのデザインとの出会いなんかもあった。
思い出しても、この頃が1番しんどかったかも。
なーんやかんや、いろいろあった。
ここ最近の10年では、結婚出産離婚を経て
家を買った。
子どもは小学校一年生になった。
今は、ヒールは履けないけれど、形を選べばある程度の靴を履ける。
どの時代の自分でも
今こうなってるなんて想像もしていないだろう。
そもそもこれだけあって、生きてること自体奇跡。
こんだけいろいろあっても
まだまだ新しく知ることが沢山あって
知りたい自分がまだいる。
いろいろあったし、いろいろあるけれど
今が1番楽しいかもしれない。
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