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過去最低体重がつげる2024年の酷暑。

「〇〇県で40℃越え」「熱中症で▽▽人が緊急搬送」そんな文字を当たり前に目にするようになった今夏。猛暑を超える酷暑というのは窓の外からもジリジリ照りつける熱気で、嫌というほど知らされていた。
でも、完全在宅でフリーライターをやっている私には、どこか遠いくにの話。元より外出を控えていて、食料も生協の宅配にたよりっぱなしで、必ずしも出ないといけない理由が特段ない。

異常気象レベルの暑さをまだ知らないそんなわたしに、2024年の夏を届けてくれたのが体重計だ。白くて薄く、軽量化に成功した踏みつけるのも躊躇するほどの可愛い正方形のアレ。
ちなみに無機質なデジタルではなく、体重をかけていくごとに針が触れ、現実がじわじわと迫ってくるアナログ式だ。

その四角くて可愛いそれが、今年の夏、過去最低体重を記録した。一瞬理解できなくて、しばらく数字を見つめたまま時が止まっていた。時が動き出して再び乗ったのだけど、結果は変わらない。昨日こそ食べすぎたと後悔していたのに。
OH?

ちなみに、わたしの体質は決して痩せやすいとかではなく、元々痩せ型というわけでもない。おまけに30代後半もゆうに超え、何をしても図太くはびこっている下っ腹の肉と格闘する日々だ。
だからこそこうして過去最低体重、とだけ記して、SEO対策かなわず数字を公表できないでいるのだから。

こう書くと代謝の衰えにもろくに抗わず、加齢にぶつぶつ文句を言うだけのイメージができあがってしまいそうなので、頑張った自分をむげにしないためにも少し訂正したい。
じつはここ1年ほど、ゆるやかに運動を始めていて代謝はやや上がったように感じている。コロナ渦でたたき出した、過去最高体重からの脱却にも成功した。
だけどある一定から体重は減らなくなったのだ。ジムに通っているわけでも本格的なトレーニングをしているわけでもない。朝晩にちょこっと有酸素運動を取り入れているくらいなのだから、まぁ限界もくるでしょう。現状維持できたら良いか、と思っていた最中のコレだ。

やることは変わっていないのに、思い返せばここ最近、朝の運動後の発汗量がえんぐい。Tシャツの背中はあせびしょ。頭皮はじっとりべったり。不快指数はそれなりに高いが、熱をこもらせるだけで汗をかけない身からすると爽快感もえんぐい。

加齢をさておいても、元々代謝が悪かったわたしは過去にこれほどまで汗をかいたことがあっただろうか。感情も汗もまともに出せないなんてトホホ、レベルのわたしがだ。
控えめに言っても、毎日Tシャツがしぼれるほどの汗をかいたことはないに違いない。しょうみ最高。

やはりわたしたちの身体は、大部分が水分でできているんだなぁ。汗をかけばかくほど体重が落ちるとも限らないが、代謝を助けてあげることは大事なんだなぁ。ほんでもって、身体からこれほどの水をもっていく2024年の夏って猛暑なんだなぁ。

だなぁが3回続いたところでお開き。


※次の日あらためて体重計にのってみたところ、元の数字を指していてぬか喜びにおわったのもまた夏の一興。

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