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Now and Then / The Beatles
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Now and Then ・・ビートルズの<最後の新曲>が先々週リリースされたんですね。
'90年代の半ばに「Free as a Bird」や「Real Love」がジョン・レノンのデモテープから再生され、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターが手を加え完成させた際に、「Now and Then」だけは録音の状態が芳しくなく、当時の技術では完成を諦めざるを得なかったらしく‥。
それから30年近く経った現在、やっとジョンの声を綺麗に取り出す技術が産まれ、今回の発表となったそうです。
配信されているPVでは、若いビートルズと現在のポール、リンゴの姿が映像の中で楽しそうに演奏していて、こちらも楽しくなるものの、ジョン特有の静かで哀感を帯びた声と曲調に(これが本当にビートルズの最後なのだ)と、次第に寂しさが増してきます。
学生アパートの部屋で独り「アビーロード」LPレコードのB面を聴いていて、ラスト「The End」のギターバトルに差し掛かったあたりでいつも(ああ、ビートルズが終わってしまう・・)と青臭い淋しさに浸っていました。それから40数年が経って、同じ気分をまるで思い起こさせられてしまう様だ。
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画像は、中学3年生だった昭和51(1976)年から購入したビートルズ関連文庫本をいくつか。
自分がビートルズを知った時には既にバンドは解散していて、商店街の有線で最初に聴こえて意識したのはポールの「Junior's Farm('74)」でした。それからジョージの「Ding Dong, Ding Dong('74)」、リンゴ「Only You('74)」、ジョンの「Stand by Me('75)」がラジオのチャートを賑わせていました。毎晩(だったかな)ビートルズ曲が流れるAMラジオ番組「ビートルズよ永遠に」を、”ながら勉強”しつつエアチェックし、友達と情報交換しファン度を深めていったのでした。
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画像)
小説 ビートルズ/草川 隆 昭和51年7月第一刷 11月第三刷 秋元文庫
小説 ビートルズの栄光/草川 隆 昭和52年7月 秋元文庫
ビートルズ詩集(1)/片岡義男 訳 昭和48年5月初版 昭和51年12月11販 角川文庫
ビートルズ詩集(2)/片岡義男 訳 昭和48年5月初版 昭和51年12月11販 角川文庫
ビートルズ/ジュリアス・ファスト 池 央耿 訳 昭和47年10月初版 昭和51年12月13販 角川文庫
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「Now and Then」PV へのリンク