潰瘍性大腸炎雨のち曇り(2)病気がほしがる食べ物

指定難病の潰瘍性大腸炎の再燃で16年ぶりに入院をした私でしたが、無事に退院をし4か月がたちました。

退院をしてからの一か月位は少し心配な様子もみうけられた大腸くんですが、今はありがたいことに順調でおとなしくしてくれています。

アザニンという薬の副作用で脱毛、空咳、胃痛、嘔吐が出た6月からは薬もやめています。

この状況を先生は不安だとおっしゃるけど、その前にも15年以上薬を使っていなかった私は薬を飲んでいないことに不安はありません。

とは言え、食べ物とストレスには気をつけないといけません。
もちろん再燃をさせないためです。

入院中に注射針を刺されるたびに、もう二度とここにはもどって来ては駄目だと思いました。再燃させてはいけません。

もともと血管が細く、健康な時でも採血などで注射針を刺す時には何回か刺しなおされることがありました。
それなのに絶食治療中で水分も十分に取っていなかった私の血管に、注射針が刺しやすいわけがありません。
5回刺しなおされた時にもう絶対に再燃させてはいけない。こんなに痛い思いをするのはもうこりごりと思ったのです。

これまでの私は強い人と思われたいがために、痛みにも強いふりをし、いい年まで生きてきました。でももう無理です。その強がりに何か意味があるんだっけ?もう、痛いから嫌なんだよ、お腹の痛みや、下血、貧血の心配よりも、注射の痛みが私に固い決心をさせてくれました。

そんなわけで、この前の16年間も食べ物には気をつけてきたつもりでしたがさらに気を付けなくてはいけません。

ところで前にラジオで聞いたお話です。
体に悪い食べ物や病気で食べてはいけないものを食べたくなってしまうことを東洋医学では『病気が欲しがる』という、確かそんなお話でした。

そこで私の病気が欲しがっていると、私が思っている食べ物を書きます。
コーヒー、乳製品です。

去年沢山食べたチョコミントアイスさようなら。
永遠のおわかれだよ。





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