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#8 デザイナーの本棚その2

今日もDHLで、日本のAmazonから荷物が届いたぞ👀
そう、デザイナー夫の「積ん読」(ツンドク)ではなく「読んドク」ベンチに加えられる新たな本。さっそく早いペースで読み始めたデザイナー夫の読書を覗いてみよう。

観察日記#1では、我がデザイナー夫の "目からウロコ" 源である[読書]事情について書きました。あれから2ヶ月近く経ち、最近また新しい本を購入した模様。今回はどんな本でしょうか。新しく届いた本を3冊ご紹介!

今日は本が届いて6日目。すでに2冊を読み終えたとのこと。そのうち、1冊については「目からウロコ」だったポイントを話してくれました。(いつものように、読んだ内容の消化作業の一環と思われる。)せっかくなので、ここでシェアしたいと思います。

購入した新しい本

①アフターデジタル2 UXと自由|藤井 保文

『コロナ禍がアフターデジタルを加速 リアルも変える変革の本質』
との紹介文。(Amazonの紹介ページより引用)

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②ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳|
植田 阿希

デザイン・ブランディング・商品開発… ロゴデザインに関わるすべての人に役立つ! 「平凡なロゴ」を「印象に残るロゴ」に変える  知識とヒントがまるごとわかる! 

●本書の対象読者
・これからロゴデザインを学びたい人
・ロゴデザインの制作に自信が持てない人
・クライアントと打ち合わせをする際に方向性となる見本が欲しい人
との紹介文。(Amazonの紹介ページより引用)

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③西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)|池上 英洋

本書は西洋美術入門者の方にもわかるよう、絵画やそれにまつわる写真などを大きく、ふんだんに掲載し、難しい用語にはルビを付け、丁寧に解説しています。エジプト・メソポタミアに始まり、古代ギリシャ、ルネサンス・バロック・ロココに印象派などから、世紀末美術を経て、現代美術、その後の展開まで、美術史の全体像をしっかり学びながら、楽しく西洋美術を学べる一冊です。との紹介文。(Amazonの紹介ページより引用)

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さて、この中から1冊だけデザイナー夫の感想を聞いてみましょう!

"目からウロコ" ③西洋美術史入門 編

まず、この本の感想としてデザイナー夫の第一声は「ダ・ヴィンチもミケランジェロもデザイナーだったんだね!」でした。👀どういうことかしら。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家。ミケランジェロ・ブオナローティも同じくイタリアのルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。ふたりとも、西洋美術に大きな影響を与えた人物。(そんなこと周知のこと!と言われそうですが…【デザイナーの妻】には復習が必要でしたので、記録してみました。)

「ダ・ヴィンチもミケランジェロもデザイナーだったんだね!」の言葉の意味は、彼らの作品はアーティストとして自分の思いの丈をぶつけただけではなく、「これこれこういう訳で、そのために絵画を描いてください」というクライアントの必要があって、そのニーズを満たすために描かれたということ。つまり彼らの作品は、現代でいうポスターや掲示のように「そこに伝えたいメッセージ」があり、それによって人々に行動を促すために製作されたということ。つまり彼らはデザイナーだったのだ!ということです。

この本の帯でも触れられているけど、絵は「それが描かれた当時の人々の暮らしや考え方、社会のしくみそのものだ」とのこと。この本は、絵を”読み”ながらそれを覗いてみることができる。

ちょっと本を拝借し、当時の社会構造についてデザイナー夫が話してくれた内容を目次で探してみると…第三章「社会と美術」では、ルネサンス期の金融(銀行業や両替商など)、高利貸しが禁止されていた背景(旧約聖書・申命記の「外国人には利子を付けて貸してもよいが、同胞には利子を付けて貸してはならない」という教え)などが説明され、フランチェスコ・ボッティチーニの「三大天使とトビアス」、アンドレア・デル・ヴェロッキオの「トビアスと天使」といった絵が載せられている。(初耳のデザイナー妻、調べながら少しだけ読み進める👀)天使が描かれている理由がとても興味深かった!ここら辺のルネサンス期の芸術家たちは、ダ・ヴィンチと同時期の人たちで、やはりデザイナーとして作品を作っていたということか。(デザイナーの妻、ここまでで精一杯。)

デザイナー夫は、自分が学生だった頃は西洋美術史をここまで興味深く思わなかったそうです。今デザイナーとして、また教師として改めて読んだ内容は、新たな学びの機会になった模様。一気に読み進めてあっという間に読み終わっていました。「最近ちょっとインプット作業が足りていなかったなぁ」と自分で発見したようです。確かに。学校で3クラスの授業に加えストアカの授業でも教えているので、この数週間は特に、常にアウトプット作業に追われていましたからね。インプット作業が必要なのかもね👀

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さて、こうして書いている間にも、デザイナー夫はまた本を注文しました。今度は何が届くのかな?デザイナー夫の読書と勉強は続きます。デザイナーの本棚その3というレポートをまたいつか書きたいと思います。冒頭の写真のベンチにある本の山は高くなるばかり。引き続き、デザイナー夫の口癖は「本棚欲しい〜!」です。

観察日記#8読んでくださってありがとうございました。


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