昔の新聞をネットで無料で読む方法(補足編)
目次
前置き
(承前)
前回の記事では、《国会図書館デジタルコレクションなどを利用することで、過去(明治時代から1980年代くらいまで)の新聞を──おおむね「重要紙面」に限られますが──ネットで閲覧できる》と、そんな話をしました。
(一部の新聞をのぞき、閲覧にあたっては国会図書館のアカウント作成が必要。オンラインで登録可能。無料。)
こちらの記事では、その補足のようなことを書いていきます。
※あと、前回の記事があんまり検索に引っかからないようなので、こちらはキャッチーな(?)タイトルにしてみました(苦笑)。
(念のため。前回記事へのリンク↓)
その1 過去の海外の新聞を無料で読めるサービス
◆諸外国語の新聞
前の記事にも書きましたが、海外の国立図書館などでは、過去の新聞バックナンバーの無料公開をしています。
例えばフランスの国立図書館(Gallica)で有名な「Le Figaro」紙を検索すると次のような一覧が出ます。アカウント登録とかの必要もありません。
もう一つサンプルとして。下は「パークス襲撃事件」を伝える「Le Monde illustré」紙記事の画像とリンクです。
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k62191945/f1.image
ドイツ語、中国語、韓国語/朝鮮語の新聞についても、次のような案内記事が見つかります。
(ドイツ関連、他に3つ。)
次の案内は私自身が書いたもの。「京城日報」を例にとっていますが、他の新聞にも十分応用が効くように書いたつもりです。
旧ソ連の「プラウダ」紙は、次のページのリンクを辿ることで1918年分〜1991年分までを閲覧できるようです。
また、次のものは「帝政ロシア」時代のロシア語の新聞のアーカイブ(?)。しっかり確認できていませんが。
* * * * *
上記のような案内などを参考に見つけたサンプル紙面をいくつか。
・エッフェル塔の完成を伝える1889年4月1日づけ「フィガロ」紙。
・オマケで(?)、著名人連名によるエッフェル塔への反対意見 "Les artistes contre la tour Eiffel"。1887年2月14日づけ「Le Temp」紙。
・フルシチョフとケネディのウィーン会談。ドイツの地方紙「Neckar-Bote」、1961年6月5日づけ紙面。
(画像としてページ丸ごとのダウンロードも可能。UIが分かりにくいですが、サイドバー?を引っ張り出すとメニューが出てきます。なお、現状、表示が極めて遅いです。)
・以前の記事でも取り扱った、蒋介石のいわゆる「以徳報怨」演説が掲載されている「中央日報」1945年8月16日づけ紙面。当該記事は2ページ目。
(「抗日戦争与近代中日关系文献数据平台」[中国社会科学院近代史研究所]のサイトより)。
スプートニク1号の打ち上げ。「プラウダ」紙、1957年10月6日づけ紙面。
(右上の" 》"マークよりダウンロードも可能。)
朝鮮戦争勃発を報じる1950年6月26日づけ「聯合新聞」。
(下のリンクをクリックすると見出しが表示されます。その下に並ぶ3つのボタンのうち、茶色のボタン【원문】を押すと紙面が表示されます。なお、원문=原文。)
◆英語の新聞
英字紙については、「まずはここ」というような場所を見つけづらい感じです。
次のような案内も見つかりますが……
むしろ次のレファレンスのほうが参考になるかも?
以下、上記回答の一番上に記載のある《GoogleのNews Archive Search》について少々:
このサイトは使い方に慣れると、結構有用そうです。ページを無料ダウンロードすることは出来ないようですが(多分)、表示を拡大するとかなりの画質で記事を読むことが可能です。ただ、データエントリー的に、欠号をあまり気にしないところがある感じ(アメリカ的プラグマティズム?)。
有名とは言い難いタイトルも多いですが、収録紙の中では英・スコットランドの "The Glasgow Herald" が知名度、収録ボリュームの両面から目を引きます。
米紙では "St. Petersburg Times" がここに入っている中では割と有名らしく、収録ボリューム的にもまずまずです。
豪紙は "The Sydney Morning Herald" など。
読む新聞を選ぶ際は、収載部数がなるべく5ケタ以上で、期間も妥当な新聞を探すようにするのが、あるいはコツかもしれないです。
個別のタイトルを選択すると、画面左上の「Show:」とあるところで、表示の時間スケールを変えられます(どういう意味かは、試せばすぐに分かるはず)。ここを Decade →(View all)→ Year →(View all)→( …… )→ Day と絞っていく感じにするのが探しやすそう(?)。
隣の「Size:」でサムネイルのサイズを変えられます。大づかみに年代を絞るあたりでは、small にすると見通しが良くなるかも。
(というか、少なくとも私の環境だと "small" にしないと紙面がヒットしなくなることがあります。)
次のリンクは上でも述べた "The Glasgow Herald"。1806年から1990年までの紙面が見られるようです(欠号も少なくありませんが)。
画面をいろいろ触って閲覧方法に慣れるようにすると良いかもしれません。
https://news.google.com/newspapers?nid=GGgVawPscysC
下はサンプルとして、同紙から日英同盟の内容を報じる紙面(1902年2月12日づけ。当該記事は7ページ目左上)。
※日英同盟は、締結の半月後にその内容が公表されたのだそうです。
個人的な興趣から、関連の日本側報道とWeb記事を、参考用に貼っておきます。
(1902年2月13日づけ北国新聞。なお、隣のページの記事は「八甲田山死の彷徨」事件。この事件も "The Glasgow Herald" で報道されています=1902年1月31日づけ紙面、21ページ目。)
・オマケでもう一つ。オバマ大統領就任を伝える2009年1月21日づけ "Gettysburg Times" 紙。12ページ目に就任演説など。
(補足)News Archive Search から、試みに2万件以上のエントリーがあるタイトルだけを機械的にピックアップすると(アルファベット順):
The Age, The Deseret News, Ellensburg Daily Record, Eugene Register-Guard, The Evening Independent, The Free Lance-Star, Gettysburg Times, The Glasgow Herald, Herald-Journal, Lawrence Journal-World, The Lewiston Daily Sun, Lewiston Evening Journal, Lewiston Morning Tribune, Ludington Daily News, The Montreal Gazette, The Nevada Daily Mail, La Opinion, Pittsburgh Post-Gazette, The Pittsburgh Press, Reading Eagle, The Southeast Missourian, Spokane Daily Chronicle, The Spokesman-Review, St. Joseph Gazette, The Sydney Morning Herald, The Telegraph, The Telegraph-Herald, Times Daily, Toledo Blade, The Tuscaloosa News, The Victoria Advocate, Youngstown Vindicator
……といったところ。このレベルになるとWikipedia 記事などもだいたい見つかるので、どこで発行の、どういう方向性の新聞かも確認すると良いでしょう。
(補足その2)
英語版 Wikipedia の「Google News Archive」の項。
その「外部リンク(External links)」や「関連項目(See also)」に次のようなリンクがあります(2024年8月現在)。
Digitized newspapers at the Library of Congress
Digitized newspapers at the Internet Archive
どれもあまり中身を確かめられていませんが……。
Library of Congress のリストは、新聞のタイトルを選んだ後、上の「Browse Issues」で日付を選ぶことで、紙面の閲覧画面に入れるようです。
パッと見、収載数の少ないタイトルが多く、2万エントリーというラインで見ると(わずかに届かないものも含む)、次の3つくらいです。
(District of Columbia / Virginia)Alexandria Gazette
(District of Columbia)Evening Star
(New York)New-York Tribune
* * * * *
これ以外ですと:
日英バイリンガル(?)の "Hawaii Times" については前回の記事でご紹介しました。
「絵入りロンドン・ニュース」については、少し下に記載していますので、そちらを参考にしてください。
新聞ではなく雑誌ですが、有名な "Time"誌は古いバックナンバーを自由に見られるようです。
ポータル的なページがむしろよく分からないのですが。
例えば次のものは1930年1月6日号。
https://time.com/vault/issue/1930-01-06/page/1/
URLを手で打ち変えれば希望の号が見れるのではないかと(週刊誌だから、当然ながら発行日を指定しないとエラーになります)。
また、内容をテキスト化したものも見られます(下は、上記の号の例)。
https://content.time.com/time/magazine/0,9263,7601300106,00.html
ただ、その(本来の)「引っ張り方」もよく分かりません。とりあえず、上のページなら "time magazine 6 January 1930" でググれば出てきます、とのみ。
* * * * *
英字紙の話はここまでとしまして。
ここまで書いたもの以外にも、今の時代、探せばいろいろな新聞が見つかるものと思います。
ただ、そもそも「外国語の古い新聞を読もう」などと考えるような方は、大抵はこういう調べごとに慣れた層だろうと思いますので。ここまでの記述をヒントにいろいろお調べいただければと。
その2 最初期の日本の新聞
「国立国会図書館デジタルコレクション」には最初期(幕末〜明治期)の日本の新聞に関する資料もありました。
前回の記事の補足として、そうした資料へのリンクを見つけた範囲内で貼ってみます。
なお、最初に掲げた「かわら版・新聞 江戸・明治三百事件」1〜4のシリーズは内容が充実している上に面白いので、大いにオススメです。
かわら版・新聞 江戸・明治三百事件 1 (大阪夏の陣から豪商銭屋五兵衛の最期) (太陽コレクション ; 5)
かわら版・新聞江戸・明治三百事件 2 (黒船来航から鳥羽伏見の戦い) (太陽コレクション ; 6)
かわら版・新聞江戸・明治三百事件 3 (江戸開城から東海道線全通) (太陽コレクション ; 7)
かわら版・新聞江戸・明治三百事件 4 (オッペケペ節から乃木希典殉死) (太陽コレクション ; 8)
明治を読む 明治の新聞・雑誌展
次のものは「日本の新聞」ではありませんが。
ペリー提督の日本遠征についての記事がしばしば引き合いに出される「The Illustrated London News(絵入りロンドン・ニュース)」1853年5月7日号は HathiTrust で公開されていますので、ここにご紹介しておきます。
次のURL = https://catalog.hathitrust.org/Record/000520935 から「v.22 Jan-Jun 1853」 を選んで、その # 348 (p.344) (ジャンプで飛ぶ場合 Section 12)が当該の記事です。ページ単位でのダウンロードも可能。
The Nagasaki Shipping List and Advertiser
……は前回の記事でも紹介しましたが、話の順序として再掲します。日本で最初の近代的新聞です。なお、同紙に関しては、少し下に記載した「日本欧字新聞雑誌史」が大いに参考になります。
バタヒヤ新聞【全号まとめ】(「官板バタヒヤ新聞」)
この資料は「ログインなしで閲覧可能」(保護期間満了)という区分のものなので、参考画像を載せておきます。これも初期の新聞として名高いものです。
ジョセフ彦海外新聞
神奈川県史 資料編 14 (近代・現代 4 文化)
幕末明治新聞全集 第5巻
(このシリーズは他に第6巻の上下と別冊があり、全8冊のようですが、残りは送信サービスの対象となっていません。)
東洋自由新聞 1号
自由民権運動の関連で(西園寺公望や中江兆民の名に関係して)著名なものだと思います。
「東洋自由新聞【全号まとめ】」というリンクもありますが有効に機能していない模様?
宮武外骨の関連書があるので、そちらも参考として。
東洋自由新聞 (随題随記随刊 ; 甲 3)
明治の錦絵新聞 : テーマ展示 (南木コレクションシリーズ ; 6)
東京日日新聞大錦
他に参考として、
その3 その他の資料など
その他、うまく整理できなかった資料を以下に置いておきます。
なお、「かわら版」とか「新聞錦絵」みたいなものは、美術系の資料にも手を伸ばせばいろいろ出てきそうですが、ほどほどに……。
まず3つ、大学のアーカイブサイトをご紹介しておきます。
先に2つ。
神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ【新聞記事文庫】
同アーカイブの内容は、書籍の形でもまとめられています(「その4」にて後述)。
東京大学デジタルアーカイブポータル
神戸大のサイトは古い新聞記事の切り抜きのストックです。東大の方はコレクションのところに「宮武外骨蒐集資料」「新聞号外コレクション」などが含まれていて、具体的には(ちょうど上でも触れた)「東洋自由新聞」などを閲覧できます。
いずれも、何か決まったテーマを調べたい時などにとりわけ力を発揮しそうな感じに見えます。
(付記)
神戸大のアーカイブは、図らずもこの次の回の私の記事(東清鉄道ネタ)中で使用することになりました。具体的には「松岡洋右」で検索すると出てくる「連盟に使して 」という記事です。
もう1つ。
次のページも東大のもの(上のサイトの下位ページにあたるのかもしれません)。
「凌霄文庫データベース」「後藤家文書画像データベース」などの紹介があります。
(それ以外の項目は本記事と前回記事で触れた/触れるものが多いのではないかと思います。)
「後藤家」の方は、画面をPC版に設定しないとうまく表示されないようです。
近世錦絵世相史 : 第一卷
(同一書物の 別スキャン )
(全8巻のようで、どれもデジタルコレクションで見られますが、リンクを貼るのは第1巻のみに。上記リンク、上の物のほうが画質が良いですが、口絵に欠落がある模様。)
東天紅 : 明治新聞雑誌文庫所蔵目録
(合冊した復刻版のようで、元の書籍3冊も別にデジタルコレクションに入っています。)
本邦新聞の起源
公私月報【全号まとめ】
『横浜毎日新聞』が語る明治の横浜 第1集 (3年~5年)
『横浜毎日新聞』が語る明治の横浜 第2集 (6年)
神奈川県史 付録
神奈川県史 各論編 3 (文化)
"Japan gazette" Yokohama semi-centennial(明治42年)
一世紀の軌跡 : 横貿・神奈川新聞の紙面から
新聞にみる北海道の明治・大正 : 報道と論説の功罪
北海道・樺太の新聞雑誌 : その歩みと言論人
中国新聞にみる占領下広島県労働運動記事目録 (広島県労働運動史編纂資料 ; 第1号)
沖縄市史 第8巻 (資料編 7・上 近代期の新聞にみる歴史)
沖縄市史 第8巻 [下] (資料編 7・下 近代期の新聞にみる歴史)
沖縄市史 第8巻 [附録] (資料編 7・附録 近代期の新聞にみる歴史)
マッカーサーの新聞検閲 : 掲載禁止・削除になった新聞記事
ドイツ連邦共和国30年の歩み : 読売新聞にみる 1949-1979
大阪興隆史 : 大阪日日新聞附録 : 大阪日日新聞壹萬號記念発行
幕末明治開化期の錦絵版画
画報近代百年史 第1集
(全18集のようで、どれもデジタルコレクションで見られますが、リンクを貼るのは第1集のみに。)
10大ニュースに見る戦後の40年(読売新聞社)
報道写真にみる昭和の40年(読売新聞社)
写真昭和30年史(毎日新聞社)
激動の50年 : 写真でつづる昭和史,新聞に見る東海の世相(中日新聞社)
レイテ島の曙光新聞 : 手作り新聞にみる捕虜生活
コロニア25年の歩み : パウリスタ新聞に見る
パウリスタ新聞に見るコロニア30年の歩み
食品新聞紙面にみる・食品界の戦後史 (食品 ; 第6集)
新聞で見る革新の20年 : 昭和40年3月~昭和59年12月(日本クリーニング新聞社)
日本金融新聞資料版
明治社会主義史料集 第1集(直言)
明治社会主義史料集 第2集 (光)
明治社会主義史料集 第8集 (東京社会新聞・革命評論)
社会文庫叢書1 在米社会主義者・無政府主義者沿革
・有名な「週刊平民新聞」へのリンクは前回記事に貼りましたが。別タイプの復刻資料(文字起こしをしたもの)がありますので、こちらの記事にはそちらを置いておきます。
史料近代日本史 [第2 第1] 第1 (社会主義史料 平民新聞 第1(第1号-第16号))
史料近代日本史 [第2 第1] 第2 (社会主義史料 週刊平民新聞 第2(第17号-32号))
史料近代日本史 [第2 第1] 第3 (社会主義史料 週刊平民新聞 第3(第33号-48号))
史料近代日本史 [第2 第1] 第4 (社会主義史料 週刊平民新聞 第4(第49号-64号))
・かの「赤旗」は国立公文書館デジタルアーカイブの次のリンク
「特別高等警察資料第3号」
……で最初期の号が見られますが、この時期の「赤旗」は新聞という感じは希薄です。
その4 「新聞集成」
私はこういう方面にロクな知識もないので知らなかったのですが。
「新聞集成」というジャンルの本があるのですね。
さて、次の記事の中ほどに説明のある3系統(A〜C)の新聞集成。
ざっと見、大正〜昭和時代はじめくらいまでの分は国会図書館デジタルコレクションで読めそうです。
ただ、数があるので、全ての巻に個別にリンクを貼るようなことは避け。
明治・大正・昭和、それぞれの最初の巻だけ載せておきます。
(2024年9月付記:個々の巻へのリンクを貼った記事を別途作成しました!
https://note.com/nemuro_t/n/n8ad51e30f654 )
(明治)
新聞集成明治編年史 第一卷
新聞集成大正編年史 大正元年度版
(昭和)
新聞集成昭和史の証言 第1巻
(「昭和ニュース事典」は送信サービス対象外)
新聞集成昭和編年史 昭和2年度 1 (一月~三月)
また、記事の例として第一次世界大戦の引き金となった「サラエボ事件」(オーストリア=ハンガリーの皇太子夫妻殺害事件)の載っているページを下にピックアップします。
(A〜Cの記号は、上記ネット記事が整理のために使っているものを、そのまま使用させていただきました。)
(A) (B) (C)
なお、以下の資料は方向性が似ていると思うので、ここに併せて載せておきます。
明治大事件史 : 新聞記録集成
明治・大正・昭和大事件史 : 新聞記録集成
日本新聞集覧 : ニューダイジェスト 昭和10年度版 中巻
日本新聞集覧 : ニューダイジェスト 昭和10年度版 下巻
(上巻はデジタルコレクションに見当たらず。)
新聞月鑑 = News mirror【全号まとめ】
(前回の記事にも入れましたが再掲。1949年〜1956年分。)
新聞記事に見る青森県日記百年史
岡山民報縮刷版 : オール読物 昭和11年度版
新聞で見る鶴岡 : 大正元年~昭和30年 (鶴岡市史資料篇 荘内史料集 ; 21)
上の方(その3)で紹介した神戸大学・新聞記事文庫の内容は書籍化もされており、やはりデジコレに入っています。
何冊にもわたっていますので、ここではサンプル的に1冊のみリンクを貼っておきます。
新聞記事資料集成 社会編 第1巻 (社会問題 1) 神戸大学経済経営研究所 編
「社会編」のほか「企業・経営編」「貿易編」「労働編」があるようです。
前回の記事で少し触れた「新潟市合併町村の歴史 基礎史料集」も、方向性としては「新聞集成」に近い資料のように思われます。なので、以下にリンクを貼ることにします。
1 石山村報 上
2 石山村報 下
3 新潟新聞 明治編 上
4 新潟新聞 明治編 下
5 新潟新聞 大正編
6 新潟新聞・新潟毎日新聞 昭和編 1
7 新潟新聞・新潟毎日新聞 昭和編 2(昭和7年~11年)
8 新潟新聞・新潟毎日新聞 昭和編 3(昭和12年1月~16年7月)
9 新潟日日新聞・新潟日報 昭和編 4(昭和16年8月~20年12月)
10 新潟日報・夕刊新潟日報・夕刊ニイガタ 昭和編 5(昭和21~25年)
やはり前回の記事で紹介した「朝日新聞100年の記事にみる」全10巻のシリーズ。これも、ある意味「新聞集成」に近い面があるかもしれません。なので、むしろこちらでリンクを貼ることにします。
1 (恋愛と結婚)
2 (探検と冒険)
3 (東京百歳)
4 (外国人の足跡)
5 (奇談珍談巷談 上 明治編)
6 (奇談珍談巷談 下 大正・昭和編)
7 (スポーツ人物誌)
8 (特ダネ名記事)
9 (追悼録 上)
10 (追悼録 下)
(この項では次のページも参考にさせていただきました。)
その5 「同盟通信社」配信記事のデジタルアーカイブ
次のものは新聞記事そのものではありませんが。
以下の紹介記事より
つまり、各新聞社の記事のネタ元、言うなれば「新聞記事 Ver.0」(?)
……ということでご紹介しておきます。
ただ正直このサイト、あまり使いやすい感じではないかも。
その6 朝日新聞社の「抜粋縮刷版」シリーズに関する補足
前回の記事でご紹介した朝日新聞社発行の「抜粋縮刷版」(とでも呼ぶべき書籍)のうち、
『朝日新聞に見る日本の歩み』シリーズから、なぜかこれのみデジタルコレクションに入っていない「大正13年-15年(屈折のデモクラシー5)」の、タイトルページと目次(最初と最後)
及び、
『朝日新聞の重要紙面』シリーズのうち、検索した限り最後のものらしい「1998年」版の、やはりタイトルページと目次(最初と最後)を
……それぞれ参考のために掲げておきます。
『朝日新聞に見る日本の歩み 大正13年-15年(屈折のデモクラシー5)』の紙面より
『朝日新聞の重要紙面1998年[平成10年]』より
※トップ画像は「いらすとや」のイラストを使用。