野々宮まお

またねがいいね

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最近の記事

生きるしかないんかい

お母さんが自殺すると言い出して、とめて、 その夜マジで狂ってしまって、入院してしまった。 変になっちゃっても、お母さんはお母さんだった。 夜中の3時、救急車の中でどうにかなっちゃったお母さんの手を握っていた。 物音、救急車の揺れを過剰に怖がり、叫ぶ。 たまにふと我に帰ったかのようにこちらを見つめにっこりと微笑む。 お母さんの甲高い叫び声と優しい笑顔が離れない。 私がもっとちゃんとしていれば、と何度も思うようになった。 お母さんが大丈夫になって帰ってきたとき、笑顔で迎えてあ

    • 誕生日を素直に喜べるようになった

      久しぶりに何かを書いてみようという試みです。 現在時刻(2024/02/20 00:21:25) 誕生日が終わりました。素敵な1日とは言えなかったけど無事17歳になれて良かったなって思います。 昔は(と言っても2年前とか)誕生日がとても憎かったです。 最悪な自分がうまれた日を祝うなんてできなかった。なにも嬉しくなかった。 友達や家族に「おめでとう」と言われる度、気持ち悪くて吐きそうでした。 本当に自分が大嫌いで、(理由は気持ち悪いので伏せます) 自分の不幸は全て自分のせ

      • 短歌4

        きみの見る景色をぼくに見せてくれ おなじところにぼくは立ちたい デカい犬 小さい猫と君と僕 朝ごはんにはパン焼いたげる 噛みちぎって殺してほしい ぼくのこと あなたの愛を受け止めるので きみの言葉好きだったんだけど「エモい」とか 言うようになって死にたいほんと 寝てやると気合いを入れて眠れなくなった ぼくはバカ、きみに電話を なにしても君に勝てないけれどもね そういうところ愛してんだね 「やきいもは抱きしめてから食べなきゃね」 って笑う君の少女の部分 消しゴムを

        • 短歌 2

          夏が好きじゃない君を好きな僕なんだか胸が少し苦しい 美しいなんて言ってみるそんなこと 思ったことない 蒸し暑い夜 塞いでる。君が嫌いな ピアスの穴 要らないことを 言いそうな口 人の夢と 書いて儚い なんてもう 届かないこと 叶わないこと デカすぎる犬を飼いたい デカすぎる家に住みたい君んちとかね 包丁振り回したら一日が終わったんだけど まさか魔法か? おめでとう これから先に待ち受ける ちょーやべえこと 知らん貴方へ 丸い空気飲み込んで死ぬ君に似た 人を見つ

        生きるしかないんかい

          あなたの、

          私は空になりたい。 いつもあなたを見ていられるから。 私は空になりたい。 いつでもそばにいてあげられるから。 私は空になって、 あなたがかなしい時には雨を降らせて いっしょに泣くの。 私は空になって、 あなたが頑張ってる時にはぴかぴかの晴天にして いっしょにがんばるの。 私は空になって、 あなたの気持ちが晴れないときにはもわもわの曇りにして いっしょに落ち込むの。 私は空。ずっとあなたと、いるの。

          あなたの、