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いつだって、敗者にしか書けない言葉を綴っていたいのよ。
色んなことがテキトーで抜けているわたしですが、日ごろ「これだけは」と心がけていることがあります。
それは、自分のなかのあらゆる面に美点を見出すこと。
それをすると自分のことを肯定できるだけでなく、さらにすてきな特典がついてきます。
自分と同じような一面をもった人たちのことを、とても好きになれるのです。
条件やメリットというケチなものさしで人を判断せずに、純粋に「あなたってすてき」って思うことができるのって、すごく幸せなこと。
私自身が貧しいものさしで自分のことをいちいち裁いていたら、人にたいしても同じことをしてしまう。
そしたらさ、わたしという人間がすごくつまらないものになってしまう。ここに書く文章だって、きっとすごく厳しくて乾いているものになってしまいます。
だから、どんなに受け入れ難い自分の一面ももれなく可愛がってあげていたい。
厳しい人に否定されそうな自分の一面であっても、自分だけは見捨てないでおもしろがっていたいっておもうんですよね。
そしたら、同じピースを持った人のことを「すてきだね」って本心で思えるから、楽しくなる。
きらいな人やゆるせない人よりも「すてきだな」って思える人が多いほうが楽しいじゃん。
自分自身がそこそこ欠点の多い人間だからこそ言える言葉というものが、きっとあるのよね。
私はいつだって、敗者にしか書けない言葉を綴っていたい。
この場所からじゃなきゃ叫べない愛を 飽きるまで叫んで笑ってたい。
目の前のひとが「自分なんてダメ」って泣いてたら、「わたしはそういうあなただからすきなの」ってこころから言える人でありたいの。
誰かの役に立とうと頑張るのはあまり向いていないから、ダメはダメでも、せめてちょっとは人にやさしい愛すべきビューティフルダメ人間でありたいのだ。
おしまい。