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「愛に乱暴」

映画「愛に乱暴」を見ました。

夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、結婚して8年になる。義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。
そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、やがて追い詰められた桃子は、いつしか床下への異常な執着を募らせていく・・・。

可哀想な話だった…。

予告編や映画評を見て「江口のりこが少しずつおかしくなる話」だと思ってたら、実は江口のりこは最初からおかしかったのでした。
「もしかして?」とは思っていたけれど。
小泉孝太郎のクズっぷりが絶品。
ホンマに腹立つわ!

実は江口のりこがチェーンソーを振り回したりチェーンソーにくちづけするように頬をよせたりする予告編を見て、抑圧されて狂った女がチェーンソーで何もかもぶっ潰すシーンがカタルシスを呼ぶ映画かな?と思っていました。
ミスリードね。違いました。

ラストシーン、原作ではどんな感じで描写されてるんだろう?
積読本が溜まってるので手を出す気はないけど、機会があれば立ち読みでもしてそこだけ確認したい。

原作情報ちょっと見たら、映画では描かれていない前日譚もみっちりあるみたい。

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