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映画「Cloud クラウド」
映画「クラウド」を見て来ました。
世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく。誹謗中傷、フェイクニュース――悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく……。
主人公・吉井を務めるのは、日本映画界を牽引する俳優・菅田将暉。吉井の周囲に集う人物を古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝ら豪華俳優陣が演じている。 監督は『スパイの妻』で第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞した黒沢清。生き物のように蠢く風や揺らぐ照明、ぞくりと刺さるセリフ、雰囲気抜群の廃工場――前半はひたひたと冷徹なサスペンス、後半はソリッドで乾いたガンアクションと、劇中でジャンルが転換する斬新な構成で観客を呑み込んでゆく。インターネットを経由する“実体のない”サービスの名を冠した映画『Cloud クラウド』。
“誰もが標的になりうる”見えない悪意と隣り合わせの“いま”ここにある恐さを描く本作が、現代社会の混沌を撃ち抜く。
黒沢清映画なので、怖いだろうなというのは折り込み済み。
でも、今回は「サスペンス」とのことで、お化けだとか超自然的な現象は起こらないと知っていたので、怖いと言ってもまぁ大丈夫だろうな…と…
怖かった!
菅田将暉くん演じる主人公は転売ヤー。
クソみたいな男。
主人公とはいえ、全く感情移入出来ない本当に酷い男。
この酷い男を狩って殺すために、男たちが集まる。
この男を殺すどうしても殺さねばという動機を持っている奴もいるし、何故?という奴もいる。集まった男は動機を語り合ったりしない。
明確な殺意しかない。
荒川良々が怖かった…
窪田正孝くんはクズ男をやらせたら天下一品!
めちゃ良かった…
奥平大兼くん、初見の俳優さん。
イケメンくんなのだけど、次見たら「怖」と思ってしまいそうw
徹頭徹尾、誰にも感情移入出来なくて、ただただ男たちが殺し合うという、凄い映画でした。