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誰を信じて良いのやら

「えぇ…」というニュースが多いですね。

「クラウドの使用料金が未納になっている」という電話があり、金融機関に行くと「詐欺のおそれがある」と言われた。交番に相談に行くと、対応した警察官は「催促の理由に矛盾がない」と判断。相談した人は請求に応じてお金を振り込んでしまった。でもやっぱり詐欺でした〜というニュース。
せっかく金融機関の人が注意喚起してくれたのに。
お巡りさんでも見抜けないもんなの!?
騙されたのは50代男性。お年寄りじゃないんや。
実際にエロサイトかなんか見てて後ろ暗いところがあるから騙されたのかな〜、なんて見ず知らずのおばちゃんに邪推されたりするのも気の毒。


昨日の「クローズアップ現代」も衝撃でした。

医療事故の被害にあった、兵庫県に住む70代の福永よし子さん(仮名)です。
5年前、腰に痛みを感じ、娘とともに地元の赤穂市民病院を訪れたところ、「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」と診断されました。背骨を通る神経が圧迫されることで痛みが生じる病気です。
娘の洋子さん(仮名)は、診察したA医師から「4時間ほどの手術ですたすたと歩けるようになります。よくある簡単な手術ですから」と説明があったといいます。
しかし、10時間の手術を終えた母親の状態はむしろ悪化していました。下半身を激しい痛みが襲うだけでなく、両足がまひし、歩けなくなっていたのです。
新たな診断結果は「両下肢麻痺(まひ)」と「膀胱(ぼうこう)直腸障害」。今後、自力で立つことや歩くことは望めず、オムツでの生活を余儀なくされました。

番組ではこの後「手術中の動画が残されていました」として、ドリルに白い糸状のもの(神経)が巻き付く瞬間の動画が放映されました。
ひ〜😭
驚くのはこのA医師は福永さんの手術の前にも複数回、医療事故を起こして手術中のミスで患者さんが亡くなっていたというのです。
「私、失敗しますので!」て感じ😨

脊柱管狭窄症の手術は、私の母も、夫の父も受けている手術です。

怖いなぁ。
「ハズレ」のお医者さんってどうやって見抜けばいいんだろう…


こちらは昨日の毎日新聞夕刊に載っていた記事。
記者さんが、なぜ大勢の人がSNS型投資詐欺にのめり込むのか、訳を知りたいと「潜入取材」を試みたレポート。

実在する投資家を名乗るアカウントが主催するグループライン。ライン上ではバーベキューの話など生活感のあるやり取りが繰り広げられる。警戒感を和らげる目的だそう。
投資詐欺にはロマンス詐欺も見え隠れする。ターゲットが男性なら整った顔立ちのプロフィール写真の女性アシスタントが投資を促進する。被害額が100万くらいなら、被害者は「ロマンス詐欺に遭った」とは言わないのですって。
「先生」の図書の版元に確認すると、著者は一切SNSはやっておらず、アカウントは偽物だと教えられた。記者さんがそろそろ潮時かと「毎日新聞の記者」だと明かしても、グループラインから退会させられることはなく、ライン上では何事もなかったかのように「先生」の投資指南が流れ続けているとのこと。
「グループ内に他にターゲットがいて、記者さんを削除すると怪しまれるからそのままなのかもしれない」というのが茨城県警幹部の推理だそう。

警察は「怪しいグループラインがある」というだけではどうにも出来ないんですね。

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