ドリーム・シナリオ
ニコラス・ケイジ主演の映画「ドリーム・シナリオ」を見ました。
STORY
ごく普通の暮らしをしている大学教授のポール・マシューズ（ニコラス・ケイジ）。
ある日、何百万という人々の夢の中に一斉にポールが現れ、一躍有名人に。人々にもてはやされ、メディアの注目を集め、夢だった本の出版まで持ちかけられ、ポールは天にも昇る気持ちだった。
しかし、そんな夢のような日々は突然終わりを告げる。
夢の中のポールが様々な悪事を働くようになり、現実世界で大炎上。
その人気は一転、ポールは一気に嫌われ者になり、悪夢のような日常が始まる。
何もしていないのに人気絶頂を迎え、何もしていないのに大炎上したポールの運命はー!?
あらすじだけで「めっちゃ面白そう！」と思って見に行きました。
何百万人もの人の夢に同時にニコラス・ケイジが出て来るなんて！
面白かったです。
が。
「何百万人もの人の夢の中にニコラス・ケイジが出て来る。
その後、そのニコラス・ケイジが夢の中で悪事を働くようになる」
というだけの話でした。
研究者として大した成功を収めているわけではない気は弱いけれど功名心はある風采の上がらない大学教授ポールが謎の現象に巻き込まれて追いつめられて行く。
決着らしい決着がつくわけじゃない。
ポールの夢を全く見ない人もいて。
妻とか。
友人でもある上司(学部長？)とか。
そこに何か意味があるのかな〜とも思ったけれど
「夢って不思議ね」というだけの話なのかな。
ポールは自分のことを災厄に見舞われた被害者だと思っているけれど、男から残虐な行為を受けるリアルな夢を見てしまった人の被害の方が深刻な気がする…。
変な話でした。