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東京とわたし。

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上京して2年と半年。わたしが東京で思ったこと。感じたこと。おいしかったもの。などなど。
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机を買っただけで生きてることが少し楽しくなった。

一人暮らし三年目。 6畳のワンルームに不似合いな、おばあちゃんの家から持ってきた大きな四角いテーブルを部屋の真ん中に設置してご飯を食べたり、書き物したり、パソコンしたり。去年はそれに合うソファを買ってみたり。だけどなんとなく持ってきたそのテーブルはずっとわたしの中でしっくりこなかった。 処分しておしゃれなテーブルを買うことも考えたけど、おばあちゃんのお下がりだからやっぱり捨てるのはイヤだなって。 どうしようかな、と思って早二年半。 結果、テーブルは捨てずに背が高めのデ

お母さんのつくった天ぷらが食べたいな。

東京のコロナ感染者数が800人を超えた。さすがに今回はまずい気がする。まあわたし、片足だけ千葉県民なんだけど。 一方地元は、まったくコロナが出ていない。 あーあ、帰りたくなっちゃった。 というか、きっかけがコロナであっただけで、コロナどうこう というより、コロナが後押ししてきたこの孤独感。 最近朝起きて、「なんでわたし一人暮らししてるんだろ…え、帰ろ…」という謎の焦燥感で起きる。 その気持ちをずっと押さえつけて、平気なふりして一人暮らししてきたけど、いろいろ忙しすぎ

東京に来たら成田凌に出会えるかと思ってた。

上京する前、片平里菜の誰にだってシンデレラストーリーのPVが大好きだった。 表参道が出てくる「東京」って感じのPVだし、なによりまだ売れていない時代の成田凌が超絶かっこいい。 昔、友達が表参道のカフェで働いていて、イケメンの先輩の話をよく聞いていた。その話みたいな世界観のPVで、わたしの思う昼の東京はこのPVのイメージだった。 そんなこんなでわたしは東京で働くことになったのだが、彼氏がいるので成田凌みたいな先輩との出会いは求めてないし、そもそもこっちに来て初めて務めた会

「東京への憧れ」は、底をつきた。

あれほど好きだった東京。憧れた東京。 もはや東京にいる意味や、東京でのわたしの価値なんてないんだろうなって、転職してから何千回も思うようになった。 憧れの街で、ジャケットを羽織ってヒールを履いて、かっこいい大人の女性になった。つもりだった。 でも家に帰るとどこか虚しくて。 現実と、心のギャップがどんどん大きくなって言ってしまった。 理由は特にないけど、背伸びしてたんだと思う。わたしなら、かっこいい憧れの東京OLになれると思っていた。 でも高卒で、何の資格も、何の特

原宿isわたしを育ててくれた町。

お久しぶりです、皆様お元気でしょうか。体を張って受けたPCR検査の記事が思ったよりも伸びなかったので悲しくなり、note拒否反応が起きてしまったため更新をサボっておりました。 いや、別にnoteのために受けたわけではないのですが、、、、。 でも、継続は力なり。何かを続けることが苦手なわたしを変えるために始めたnote。今のわたしはまるでいいね!の数を気にしているツイッタランドの住民、もしくはお金でフォロワーを買い、ステマに便乗してお水を宣伝しちゃったり、腕時計をいただいち

日曜日、17時の羽田空港で。

このnoteに何回も書いている通りわたしは大変孤独を感じやすい人間だ。 そんなわたしがいちばん孤独を感じる時間は、彼の住んでいる町から自分の町へ帰る前の日と当日である。 もう一生会えないんじゃないかなってくらいに泣くし、メンヘラを発揮する。 そんな自分が心底嫌になるけど、でも普段遠距離恋愛なんだし、連絡だって別に多い方でもないし、彼は私の身になにかあっても電話とかしてこないだし、わたしはわたしなりに恋愛を頑張っているんだから多少のメンヘラは許して欲しい。 むこうの町か

ジャンキーな街を飛び出して、世田谷。

東京に拠点を移して早2年と少し。わたしが休日繰り出す町は、原宿とか新宿とか、少し変わって秋葉原とか錦糸町とか、たくさんの人で溢れているジャンキーな場所ばかりだ。それこそが東京の醍醐味というか、東京そのものだと思っていた。 しかし大人になるにつれて、商業施設で溢れているところではなくて「人が住んでいる」面影がある町にたまに行きたくなる。 中でも世田谷エリアにたまに行きたくなる。昔なら微塵も魅力を感じなかった世田谷区。 しかし二子玉川のライズや高島屋は行きつけになってしまっ