応援する基準、止める基準
こんにちは!
バンドの裏側の人、「根本すず」です!
今回は「応援する基準、止める基準 」です。
この話のきっかけは、ずっと後輩の相談に乗っていた先輩側の話を聞いたことです。
何度もグチも聞いてきた先輩としては、「辞めてもいいんじゃない?」と伝えたそうです。
その話を聞いて、
「辞めたら?」も、「もうすこし頑張ろう!」も、
伝えるなら、どちらも可能性があると思ったんですよね。
そこで、わたしならどうするかな?と思ったんです。
辞めることをすすめる基準
頑張れ!と背中を押す基準
わたしの中で、この2つにはどんな違いがあるのかを考えました。
◼︎ わたしが "辞める" ことをすすめる基準
わたしが「辞めても良いんじゃない?」とすすめるなら、
『人の責任』にしていると感じた時ですね。
良くあるのが、
「忙しい中では辞められない」
「じぶん以外、誰もやらないし」
などの、義務感から言葉が出ている時!
極端な言葉かもしれませんが、オブラートに包んだような
「やってあげてる。」になっていると感じるんです。
じぶんの責任ではなく、人の仕事を肩代わりしているだけだし、みたいな。
他人事にしているように感じてしまうことがありました。
もちろん、「やってあげる」というのは優しさでもあります!
義務感をもってやれる人は、責任感のある人でもあります!
でも、もしですよ。
嫌な気持ちで「やってあげてる」のであれば、トゲトゲした対応になっていません?
悪い結果になった時、「やってやったのに!」となってしまうことありません?
悲しい関係にしたくてわざとやっているわけではないはずなんです。
むしろ良い関係を続けたいから頑張っていると思います。
でも、「やってあげてる」を続けていると
きっと相手を嫌いになっちゃうと思うんです。
それなら、気持ち良い関係を続けるためにも "辞める" のは悪いことではないと、私は思います。
わたしなら、嫌いになるくらいなら一度距離を置きます。
わたしなら!ね!
だからね、そう感じた時は、「辞めても良いんじゃない?」を伝えてあげたいですね。
◼︎ わたしが応援する基準。
同じ様に「辞めたい」と話す人が居ても、「もうちょっとやってみようよ!」と応援する場合もあります。
それは、『悔しがっている時』です!
じぶんの力不足を感じて、限界を決めていたり、できない点に意識が向いている時、
自分には不向きなんじゃないかと不安になりがちです。
わたし、すーぐ挫けますから…良くわかる。
夫に何度も引き上げてもらってきました。
でも、気持ちはやりたくて仕方ない。
出来なくて悔しいの!
そういう気持ちでいると感じたなら、私は応援したい。
できることが本当にもう無いのか、ほんのひとつでも可能性があるんじゃないか、一緒に考えたい。
できないかも…と怖がっている人ならば、背中を押してあげたい瞬間です!
◼︎ 最終的に辞める辞めないは、本人次第。
気をつけているのは、本人次第ってことですね。
どんなに周りが止めても、どんなに周りが応援しても、
決めるのは本人です。
こちらの気持ちは伝えても、その気持ちに応えて貰えなくても、それはそれで本人の人生ですから。
最終的には、みんなが良き道に進む勇気になれば良い。
進むのも、辞めるのも、どちらでも良き道であれば良い。
裏方で支える者として、わたしはそんな気持ちで関わっていきたいです。
■ うちのバンドの人たち、怖がりばかりです。
本気で怖がられたり、嫌がられたり、渋られたり、めちゃくちゃ抵抗もされます。
今までやってきたこととは違う方法をガツガツ取り入れていますし。
新しい方法なんてバンバン出てきますし!
それに昔学んだ方法は、いつしかどえらい変化をしてしまうんだもの。
そんな怖がりたちが、1コ1コ勇気を出して試してみる姿を見た時、たまらんです。
本当に、めちゃくちゃに勇気を振り絞って頑張ってくれるなと思う。
でも、だからこそ "勇気" というテーマを掲げられるんです。
うちのバンドの大きなテーマです。
怖がりのみんなの背中を全力で押すのが、ジャーマネの最大の役割だと思っています。
一緒に進むんです。
怖いけど、行きたい未来のために。